気軽に書き込んで下さいね!
Reload
teacup. [
掲示板
] [
掲示板作成
] [
有料掲示板
] [
ブログ
]
【重要】teacup. byGMOのサービス終了について
<思いやりのあるコミュニティ宣言>
teacup.掲示板は、皆様の権利を守りながら、思いやり、温かみのあるコミュニティづくりを応援します。
いつもご協力いただきありがとうございます。
投稿者
題名
内容
<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。
(詳細)
ファイル1
ファイル2
ファイル3
アップロード可能な形式(各4MB以内):
画像(gif,png,jpg,bmp) 音楽(mmf,mld) 動画(amc,3gp,3g2)
URL
[
ケータイで使う
] [
BBSティッカー
] [
書込み通知
] [
検索
]
《前のページ
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
次のページ》
全1564件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。
下々の者へ(その1400)
投稿者:
しおやま・よしあき
投稿日:2017年 3月27日(月)13時53分45秒
編集済
4 月11日…自宅仕事。夜、「シネマテークたかさき」で『アシュラ』。観客、同世代オヤジばかり5人。20分長いが結構面白いのにね(主役のキャラ形成には 失敗している)。ブルースタッチの音楽、エンドロールの写真処理他もカッコ良かった。受付でポスタープレゼントのクジを。前のオヤジ当選、俺外れ。そのオ ヤジ(モンガ堂ルック)、シートに忘れてかないかと期待したが、シッカリと持って帰った。チッ!
4月10日…今日初めて、上着の下にセーター類を着ないで出勤(パッチはまだ着用)。高崎駅新幹線ホームでも特に冷えた感じはしなかった。春休みが終わっ て静寂さが戻った上信線&新幹線。静かすぎて読書中に寝入ってしまうのが難点。今日も「あさま号」だったが、上越新幹線に比べて北陸新幹線の車掌は無駄な 放送をしないので助かる。
4月8日…「109シネマズ高崎」6での夜5時55分からの回、吹き替え版『ゴースト・イン・ザ・シェル』。観客約30人。噂の肉ジュバン登場の度に確か にドッチラケだが、全体として見ればそうひどい出来ではない(押井守自身が監督した、数々の実写作品水準に比べれば”傑作”との表現も可能だ)。ただ肉 ジュバン以外にも、ヨハンソン様の代走役はノロマで間抜け過ぎて観るに耐えなかった(ま…まさか本人?)。肉ジュバン考案者が本業界で1日も早く喰えなく なるように祈ろう。たけしは平凡、桃井かおりは好演。製作陣はわざと中国映画っぽくしている(巨額の中国資本も入ってる感じ)。市場規模を考えれば俺がプ ロデューサーでもそうするが。尻の青い押井守原理主義者の一部が、右翼的反発を示したりする可能性も。
帰りの上信線で「三省堂」2階で買った『あの頃』(武田百合子・中央公論新社)。武田花編と。「東京堂」3階のサイン本コーナーに、山口瞳の新刊にサイ ン入りとあったのでのけぞった(当人はとっくに死んでるし)。良く見たら倅のサインだった。著作権継承者には金銭以外にもそういう権利があるのかも知れな い。かなりの悪趣味だが…。幸い今の所は、花のサイン入り『あの頃』は見掛けない。カバー絵以外は退屈な造本。初出誌一覧も読みずらい。索引も欲しかっ た。中央”ナベツネ”公論新社からの出版は失敗だったと感じた。
4月7日…今週は月曜日の『踊りたい夜』から昨夜の『銀座カンカン娘』まで、4日間「神保町シアター」に通い詰める(他館に魅力番組なし)。文字通りの駄 作こそなかったが、『素晴しき男性』にはガックリ。元々北原三枝には何の魅力も感じないせいもあるが(セメントの電信柱。せめて木製なら…)、106分は 尺が長過ぎ。井上梅次監督、以降はこういう基本的な失敗を繰り返してないのはさすが。ただボンテージ風衣装で登場する、月丘夢路のセクシーさには卒倒。傑 作『鷲と鷹』での、肩見せファッションのやさぐれ振られ女に匹敵。映画監督は例外なく、自分が惚れてる女にはえこひいきしまくる。その悪趣味な露出狂振り と演出的才能は、多くの場合に正比例を。園子温あたりはそこらがまだまだサンピン。
いつか取材に来た『日刊ゲンダイ』の女性記者に、「うちのどのページが退屈だと思いますか?」と尋ねられたので、「芸能欄がダントツに駄目で、次が書評 欄かな」と答えた。数日前、自称ジャーナリスト・二田一比古のコラム、「芸能界クロスワード」にこういう下りが。”独立系映画会社社長の名ゼリフ「女優を 愛人にしたのではなく、愛人を女優にした」のである”。新東宝及び社長の大蔵貢のどこが独立系なんだ? ドン尻とはいえ当時のメジャー6社の一角だよ。安 倍ネオナチ総理真っ青な、うすら馬鹿の知ったか振りもいい加減にしろ。
4月6日…西荻窪の「盛林堂書店」経由の出勤。3月期は棚代マイナス後(たった売り上げの1割という超善良振り)、9450円。決していい数字ではない が、特に悪いとも言えない。お陰で『怪星の秘密 森下雨村空想科学小説集』(盛林堂ミステリアス文庫)と、『詩集 風来坊ふたたび』(岡崎武志・古書善行 堂)を買っても、6000円位は残った。事務手続き後、小野店長とpippo、岡崎武志、宮内悠介他の業界噂無駄話。いずれも人格者らしいので、お得意の 毒舌も振るいようがなかったのは残念。帰社後、「古書かんたんむ」の”嫌記棚”の補充に。月、火、水の3日間で2050円しか売れてない。結局、5日間合 計で日に1000円にも達しない4950円。昭和30年代初頭の家計簿を眺めるよう。でも結構楽しいんだよ。
ホームレスのおじさん、日曜日までは見た所変わりはなかったと、毎日横を自転車で通る「まさみ」のお姉さん。ただ、頭の位置がいつもと逆だったとような 気がするとも。いったん緩んだ気温だが、週末の東京は再び冷え込んだらしい。陽の当たらない首都高速下の石橋の上だからな。
それにしても民進党はどうにもならない。ネオナチ&カルト宗教政権の3つくらいは吹き飛んでも当然の政治状況なのに、支持率低下中と。さすがに会議で 下っ端から、イボガエル幹事長が追求された模様だが、代案が示せる責任政党がどうのこうのと言い訳をかまして居直ったと。”死のエンゼルマークの森永”出 身のアキエが手渡した100万が、官房機密費らしいのは衆目の一致する所だが(金持ちほど身銭は切らない)、俺はマジで筋肉女代表&イボガエル幹事長に も、官房機密費による巨額裏手当てが支給されてるのではとの疑いを。そのくらい、野党共闘&民進党破壊のための2人の功労は際立ったものだ。一日も早く引 きずり下ろせ。司法・NHK・民進党トップが支える安倍ネオナチ政権。
4月5日…大洋図書ビルの手前にある堀留橋。神保町への道順で毎日通るが、数日前から花や飲み物が捧げられている(こちらから行った橋の半ば左端)。先週 までダンボール箱で、同世代のボブ・マリー風のホームレスが暮していた場所だ。急死したのだろうか。俺はただ脇を通り過ぎてただけだが、周囲とのコミュニ ケーションはあったのだな。ほっとする。「秀栄」のおばちゃん(自転車に乗った飯田橋CIA)に聞けば、もっと詳しい事情が判明するかも。せっかくしのぎ 易い季節になったのにな。
今更だが、山田宏一と川本三郎は芸風が似ている。山田の本から蓮實重彦や金井美恵子の名前を除去すれば、まず区別がつかない。新たな発見とかは両名共に 全然なくて、「あ、それは俺も感じた!」という読者迎合風の筆致の冴えが見事。疲れないので遠距離通勤者には便利。ボケ老人でも読書のスピード感が満喫出 来る。一方で、読後は何も残らない。読んだ事は無いが、山手樹一郎の時代小説とかはこんな感じか? 正直、双葉十三郎や小林信彦に比べてかなり落ちると。 ホメホメ主義評論の限界だろう。だからこそ時代に合い、次々に本も出るのだろう。今の所はせっせと買ってるが…。
4月4日…今読んでる『見たのは誰だ』(大下宇陀児・河出文庫)に、T大生2人が泥棒計画を練る場所として、池袋の「人生坐」が登場(「新文芸坐」の前々 身で、サンシャイン方向にあったと)。いいね、こういう実名主義は。ストーリーが詳しく説明されている、上映中のギャング映画については思い当たらず。中 身も悪くないが、警察陣が人格者揃いなのがドッチラケ。昨夜の『踊りたい夜』、やはり文句なかった。根上淳、佐田啓二、吉田輝男も、プロフィールに特太ゴ シックで明記すべき充実した演技振り。
4月3日…”嫌記棚”、3月後半の黒字額は結局6000円ジャスト。「東京堂書店」のサイン本コーナー(最近3階に移動)で、『映画の夢、夢のスター』 (山田宏一・幻戯書房)と『文章読本X』(小谷野敦・中央公論新社)を買ったら大半が消えた。その後、”日本どじょうすくいミュージカル映画”の金字塔、 『踊りたい夜』(監督・井上梅次・’63松竹)の券を「神保町シアター」で(今夜の7時15分から)。もう通算5回目くらいか。『ウェストサイド物語』は 1度観れば飽きるが、本作は常に新鮮だ。ちなみに最初は封切りの年に、農作業のはざまに富岡銀座通りの「中央劇場」、ないし富岡製糸場寄りの「富岡宝映」 で、おばさんに観せてもらったのだと記憶。
昼前後に、珍しい事に漫画家が2人も来社。人と会うのは結構疲れるね。
3月31日…「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、3日間で文庫本が2冊(600円)しか売れない悲惨さ。3期連続1万円突破の夢ははかなく潰えた。傷心ムー ドで「神保町シアター」に、夜の『女性操縦法』の券を(ポイントカードを利用)。入口で女性ホームレスが裾を引っ張る。神保町では珍しい。が、良く見ると 『名画座かんぺ』配布中ののむみち。後方には『名画座手帳』編集長の末期ガン顔も。また2人で何やら画策してる模様。いいね若いって。でももう両名共に4 0過ぎか。いいね中年て。…やっぱ語呂が悪いよ。
『映画論叢』最新号で、FC主幹とやらの岡島尚志をおちょくる記事が。いいぞいいぞ。もっとしつこく波状的に攻撃しろ。この糞馬鹿野郎はやたらと目立ち たがり屋で、種々の刊行物でも頻繁に巻頭に登場し、昔からウンザリゲッソリ。虚名を売っといて文化庁の映画助成金をネタに、映画会社にでも天下る気か? 原稿依頼を期待してか、ピンからキリまでの映画評論家が、FC全体を皇族一家扱いしてるのは不愉快千万。『映画論叢』執筆陣はほとんどが死に損ないで、も はや各種スケベ根性も稀薄だろうから、今後もビシビシ頼む。けど浦崎浩實の『ムービーマガジン』回想は本当に退屈。『シナリオ』連載の映画監督のお墓巡礼 記事は良かったけどね。稿料が出ない雑誌の記事に力が入らないのは分かるが、嫌なら書くな。
3月30日…天気がいいので、昼飯ついでに久々に「ブックオフ」早稲田店へ(エスペラント会館の相向かい)。本当に覇気の感じられない店舗になった。2ヵ 所あった頃はもっと活気に溢れていた。無論、今よりいい本もあったし。近く実施されるであろう同グループの店舗閉鎖計画では、多分筆頭候補グループではな いか。帰りに飯田橋店にもついでに。「一誠堂」店頭の100円文庫コーナーを連想。一応活気はあるが、両方閉鎖されてもちっとも悲しくないな。
3月28日…先週ヤボ用で南陀楼綾繁が久々に電話を。ますます生活は苦しいと。自らのツイッターで、皆が僕を見守ってくれててうれしいとかの、創価学会青 年部並の世迷い事を書いてたのをふと。「貧乏性ノイローゼじゃねえか?」「言われてみればひょっとすると…」「世間の皆様は、誰もあんたの事なんか考え ちゃおらんよ。日々の生活に追われてて」「そ…そうですよねえ」「………」自殺すれば面白いけど、そういうタイプではなさそう。まあどうでもいいが。
3月27日…安倍ネオナチ暗愚総理、そろそろ記者会見で体調不良を理由に退陣声明(全部ひらがな)を発表する時期のはずだ。無駄にねばる気? 汚職総理夫 妻として燦然と憲政史に名前を刻むために。あゝ歴史よお前は誰のために?(3階に住むお母様のためさ)安倍家3人総ぐるみ汚職の悪臭もプンプン。
3月25日…「109シネマズ高崎」7で、夜7時過ぎからの『キングコング~』を。『マッド・マックス』以来の50人強の大入り。けど7は少人数用スペー ス。日本語吹き替え版のせいか。字幕版も併行してやってたたから(時間が合わずにこちらに)、そっちがメイン興行か。脚本は矛盾が多いしキャスティングも 超弱いが(特にヒロインは地味過ぎ)、見せ場はしっかりと作ってあり退屈しない。客の8割は字幕後のドラマを観ずに帰る。大作らしいんだけどどっかB級な いしC級感覚プンプン。
帰りの上信線で高橋ヨシキの新刊、『暗黒ディズニー入門』(コアマガジン)読了。色々勉強になるしまあ悪くはないが、お行儀が良すぎて岩波新書でも片付 けた感じ。案外ガッコのセンセ向き自称暗黒主義者(佐藤忠男っぽい)。数年後には駅弁大学(上信線沿線の高崎商科大学クラス)の教授に就任してると予想。 どうでもいいが。あ、佐藤忠男で思い出したが、日本映画大学の学長に創立者、今村昌平の馬鹿息子が佐藤の後任で就任と。奴の糞みたいなクズ映画を観ずに済 むのは有り難いが、黒澤明のボンクラドラ息子といい、映画監督の子供にゃ本当にロクなのおらんな。深作欣二の倅は思想的には健全のようだが、映画が面白 いって話は聞いた試しが無い。そういや一時は東宝で助監督してたらしい、成瀬巳喜男の息子は結局どうなったのか? 『秘められた映画監督の子供の生涯』っ てな本、誰か書いてくれ。
どーもどーも
投稿者:
いがらしみきお
投稿日:2017年 3月18日(土)11時33分18秒
塩 山さん、「Mate」ありがとうございます。檸檬社、「漫画アリス」、なつかしいですね。デビュー作が載った海潮社の「漫画エロジェニカ」に行く前に、先 に「アリス」に持ち込んだんですが、警備員しかいなくて、ガッカリしたのを憶えてます。印刷屋の2階にあった海潮社でも誰もいないと言われたんですが、奥 の方に高取英編集長らしき人がいたのを憶えてます。もうめんどくさくなったので、原稿だけ置いて帰ってしまいました。後年、高取さんに確認したところ「副 編もオレと同じようなヤツだったから」と言われました。それが38年前のことですよ。塩山さんがまだエロ漫画の編集者をやっているというのはやっぱりスゴ イです。カズみたいに「キング」って呼ばれてもいいと思いますよ。(笑)
下々の者へ(その1399)
投稿者:
しおやま・よしあき
投稿日:2017年 3月 9日(木)17時53分56秒
編集済
3 月24日…なかなか面白い『共産主義黒書〈アジア篇〉』(ちくま学芸文庫)。ソルジェニーツィン(表記に自信なし)の長編小説を読んでると、似たような心 境になった。残り約200P。今週の火・水・木は、「古書かんたんむ」の”嫌記棚”がほとんど動かず。昨日までで棚代(6000円)+1550円。三期連 続の1万円突破は夢か?
3月23日…10年振りくらいの「新宿武蔵野間」で、『わたしは、ダニエル・ブレイク』。午後7時からの上映なのに、中高年客を中心に50人前後も入って て熱気が。劇場の構造も似てるが、全盛期の「岩波ホール」っぽいムード。ダルテンヌ兄弟の新作も控えてるようだし、その線を売りにしてるのだろう。「岩波 ホール」は寂れ切ってて、再生もまず不可能だろうしな。しかしこの天井の低さは…。
安倍ネオナチ&カルト内閣の、国有財産泥棒首相夫婦の防衛策は、憧れの大日本帝国陸海軍お得意の、逐次投入戦術そっくりになって来た。その場しのぎの計 画性なき情報の垂れ流し。もはや誰もが敗走の責任を負いたくないのだ(アリバイ的なむなしい空砲の発砲)。ガダルカナル島争奪戦のような結果になるのは明 白。憲政史上稀有なハレンチ首相夫妻として、汚れ切った名前を半永久的に残そう。三つ指総理と言われた奴も居たが、シンゾー&アキエの厚顔無恥さに比べ りゃ、モラリストにさえ思えて来る(彼は身銭だったらしいし)。夫婦で共謀して日本国の尊厳を地に落とした不逞の輩が、共謀罪の成立を目指すとは両腹が痛 い。
3月21日…「シネマヴェーラ渋谷」でフレデリック・ワイズマン監督の『動物園』。この人のドキュメントはガックリする事もまずないが、常に65点~75点。実にカッコいい名前ほどの切れは感じられない。この世界じゃ巨匠らしいが。若い頃は凄かったのかね?
3月19日…今年初の池袋鬼子母神商店街のみちくさ市。天気に恵まれて売り上げも10300円と最低限はクリア。所が合計6枚5700円分は愚妻の刺繍入 りブックカバーの数字。既に素人古本市とは言えない状態に。退屈男が都合で欠席、軽薄なみちくさ市らしさにやや欠けた。「古書往来座」ののむみちが、退屈 男の代理(?)でそのガハハ顔を。何と同書店の時給が日本敗戦後発の値上げで(ウソだけど)、堂々の950円になったと。まだ富岡の自宅近くの工場団地の おばさんの時給より安い気もするが、ともかくはおめでとう。首相官邸やNHKに焼き討ちをかけたくなったな、わき上がる義憤で俺は内心。
3月17日…漫画屋無駄話で触れた『ザ・写真』の他、コミガレに『写真時代』が5~6冊出てたのでつい。他にも買ったので重いの何の。「神田コーヒー」で一休みしたが、まだ肩が痛むよ。
高取英だが、まだ京都精華大学の教授を? 最近では福田和也がいい例だが、物書きがガッコのセンセになるとポンコツ化するとの古い言い伝えが。99%の 確率で当たるが、高取がまだ現役教授であれだけの文才を誇っているのであれば、実に立派。演劇人が持ち回りで受賞してる感のある岸田戯曲賞など、いかにス ノッブのアップリケに過ぎないかは、この一点でも明白だ(高取教授が頂いたとの噂はまだ聞かない)。ただ前にもどこかで書いたが、高取教授も傑出した戯曲 群や(日本演劇史の金字塔群!)、単にヨイショしてるだけではない目の覚めるような寺山修司論だけではなく、出会った数々の奇人・変人たちの想い出を書き 残して欲しい。寺山は言うに及ばず、内田栄一や流山児祥、岡留安則他とも大分親しかったと仄聞するし。特に内田栄一など、忘れ去られてるがイカれた人間性 はともかく、作物は抜群に面白いしアクチュアル。思いで出だけではなく、斎藤龍鳳並にブ厚い追悼単行本でも出版してくれれば最高。しがないエロ劇画誌の編 集者から、駅弁とはいえ大学教授にまで出世遊ばされたのだ。故人のために汗を流すのもいいような気も、無責任な外野にはするね。そんな事ばっかししてた小 沢信男は、90歳を前に売れっ子になっている。必ず将来いい事ありますよ。だいたい寺山修司はいくらでも研究者がおるのだし。どうでもいいがな。
3月16日…上信線で『聖火』(モーム・講談社文芸文庫)読了。終幕がチトわざとらしいが面白い。前に1度読んだ記憶。本書の訳者、行方昭夫がデタラメ極まりないと繰り返し罵倒している、菅原卓訳の白水社版だったかも。翻訳者は死んでも熟睡は出来ない職業だな。
「古書かんたんむ」、”嫌記棚”の集金に。10150円。2回連続の大台突破は初めてかも。「固定ファンがついたんじゃ?」例によって眠たげな顔の田中 社長がボソリ。「ただただ天気のお陰ですよ」腹黒社長のお世辞に乗って棚を増やすほど、俺もお人好しじゃない。あの一見ボクトツな表情が巧妙な罠なんだ な。東京はおっかない所だよ。
オイスターの『肉穴苦界』(メディアックス・4月末発売)本文初稿校正後、「シネマヴェーラ渋谷」へ。『海女の化物屋敷』&『蛇精の淫』。前者は「大井 武蔵野館」以来か。菅原文太がヒーローとしての見せ場ゼロで本当に気の毒。ただ子供の海パン借りて泳いでるだけ(しかもロング)。客の99%は三原葉子や 万里昌代の肢体が目的だろうが、男の股間の引かれる同性もいたろうに。サービス不足。
同性愛、昔のエロ本ではソドミーとか呼ばれ、SM雑誌の一角を占拠してた。後に檸檬社になる版元が発行してた『風俗奇譚』は、特にその面が充実。経営者 にもその趣味があったらしく、エロ劇画誌『漫画大快楽』の絶頂期、「あそこからも仕事もらいたいけど、社長がホモだから」と、遠山企画の遠山孝社長が差別 感覚満点で吐き捨てていた。加奈井ゆきおという4コマ漫画かも、「アソコは編集がいい男ばっかで気持ち悪い」とも。考えればその気持ち悪い連中に、亀和田 武や小谷哲が混じってた訳だ。
3月15日…『「ジュニア」と「官能」の巨匠 富島健夫伝』(荒川佳洋・河出書房新社)。今朝までに楽しく200Pほど読んだが、本欄を書くために題名 チェックするまで、著者は荒川洋治だと思い込んでいた。相変わらずそそっかしいが、同じ間違いをした人は結構多いのではと、姑息に弁明。自分を批判した高 橋和己のヤボテン振りを富島がからかう下りがあるが、高橋はブスに凄く持てたという逸話をどこかで読んだ。かみさんだったような記憶もあるが、それだと立 場上変かな。
東京を語って数少ない故郷自慢(プラス俺様&血筋。具体的には小林信彦,荒木経惟、高田文夫、西村賢太、玉袋筋太郎他の連中だが)にならない人、小沢信 男の『私のつづりかた』(筑摩書房)といい、今月は結構いい本に巡り会っている。老いて売れっ子の小沢信男だが、コミガレ他で田舎の無名詩人の詩集を買う と(ほとんどが署名入り)、結構出版の手助けを(特に左翼労働者詩人)。一文にもならない裏方仕事ばかりしてては、自分が売れっ子になれるはず無いと思っ たが、なったんだから不思議。でも今はほめられてばかり(安心して誰もがそう出来る位置になぜか)。毀誉褒貶にさらされないうちは本当の売れっ子ではな い。あるいは90になったら? 『サンパン』連載、南陀楼綾繁の聞き書きも相当な量があったはずだが。ただ『私の~』との重複個所も多いから、あるいは没 かな?(南陀楼綾繁シクシク)
3月14日…先週の『週刊文春』のコラムで小林信彦が、秋本鉄次の『パツキン50年』(キネマ旬報社)を絶賛。秋本の連載が『キネマ旬報』で一番面白いと も。いちいち同感。ただ1週間遅い。「書泉グランデ」他でも既に平積み期間が終了、数冊のみの棚差しに。こうなっちゃうとね。可哀想な秋本鉄次。
前から気になってた『起て、飢えたる者よ〈インターナショナル〉を訳詩した怪優★佐々木孝丸』(砂古口早苗・現代書館)読了。出てるのは知ってたが、先 日「シネマヴェーラ渋谷」で観た『日本敗れず』での佐々木の演技に感銘を受けたので、「三省堂」で購入。かなりがさつな文章で、抵抗感を感じる人も多いと 思う(70年代に左翼は没落したとか、岡田茂や俊藤浩滋は2流プロデューサーダとか、「?」な事を大胆にも断言しまくる)。役者・佐々木に興味ある人には それなりに楽しめる。日本エスペラント協会のビル、「ブックオフ」早稲田店と道を隔てた場所に。孝丸らの努力もあったのだろう。この種の本に一番大切な索 引がない。伊藤滋章の装幀はマヴォ風でカッコいい。千田是也を駄目な役者と罵倒してるのにはまったく異議なし。
3月13日…最近割といい文庫が出る「小宮山書店」の”軒下コミガレ”。邪魔なのが立ち読み客。税込み1冊100円。黙って買えよと思うが、貧しそうでも 無いのに延々と他の客を妨害しつつ読書。いきなり突き飛ばしたいが、負傷でもされちゃこっちの責任。とはいえイライライラ。7冊買う。続いて1冊買った中 年男が、ビニール袋に入れてもらってた。”1冊のお客さんには包装しません”と書いていいよ。
3月9日…西荻窪の「盛林堂」経由での出勤。”嫌記棚”、2月はまたも大台割れ。すずらん通りが割といい時はこちらが苦しい。両方安定という日は来そうに ない。夜、「テアトル新宿」で『バンコクナイツ』。老人割引きでも1500円。3時間という尺は見せる側の都合。客に負担させるのはおかしい。観客約40 人。同世代が多い。思春期時代のスウェーデンのイメージと重ねてるのか。90分で充分に済む内容と思うが、『聖杯たちの騎士』を観た翌日のせいか、特に腹 も立たない。新宿都営線で『アレフ』(ボルヘス・岩波文庫)読了。この人やナボコフは(こちらは自分で偉いと作風・態度で示しているが)、人々が言う程は 俺は立派な作家とは思わない。確かに2人とも名前はカッコいいけど。解説の内田兆史の持ち上げかたが凄い。俺がボケたせいもあろうが、鼓直の訳文は主語述 語が曖昧に感じられる部分が多かった。
3月8日…「シネマテークたかさき」で『聖杯たちの騎士』。観客8人。『天国の日々』の一発屋の映画に良くこれだけ客が入ったと驚く。老巨匠の冥途みやげ の一作だけに覚悟はしてたが、やはり118分のうち眼を開いてられたのは30分。普段エロや暴力で稼いでる有名俳優が名誉欲から多数出演してるが、アホみ たいな腑抜け演技の連続(鈴木清順が寝込む前の作品群もこんなムードだった)。日活もこんなのを配給するとは酔狂。終りの字幕前に目覚めると館内は冷え きった呆然ムードで一杯。自宅仕事の出品作業で疲れた俺にはいい安息時間になったが、老人割引きも受けられない若い諸君には深く同情。
(無題)
投稿者:
はい
投稿日:2017年 2月27日(月)22時36分21秒
キノブックスは木下工務店の出版事業のための子会社ですね
だからトマソン社とは……その……
若旦那は元気でした
投稿者:
賀津新太郎
投稿日:2017年 2月26日(日)23時44分33秒
編集済
昨 夜はバーAで飲みました。ここは元々オイラの格闘技の恩師であるS先生に紹介してもらった店。20時半頃から飲んでいたら、21時過ぎにS先生が登場。何 と!! 懐かしの飯田橋の〝つけ麺大王” の若旦那が一緒でした。そうです、塩山さんもご用達だった〝つけ麺大王” の若旦那ですヨ。チョット鶴竜似です な。偶然道で会ったそうです。現在は会社勤めらしいです。〝つけ麺大王” も最初は先生に連れてもらった店でして、バーAのママさんも常連でした。昨夜は 懐かしい気持ちで酒が飲めました。もう10年くらい経ったような気がしていたのですが、閉店してまだ4年半しか経っていないのですネ。オイラはあの店の炒 飯セットがお気に入りでした。若旦那は塩山さんの事も憶えていました。とにかくあれです、若旦那は元気でしたよ。
(無題)
投稿者:
ZZZ
投稿日:2017年 2月24日(金)17時37分5秒
いつもブログを愉しみに見ています。
本日、コミガレは単行本を大量に入荷していまして、その中に塩山さんの著書もありました。
今度お見かけしたときサイン頂けますでしょうか。ヤフオクで高く売りたいんで・・・
おすすめの
投稿者:
煮込み
投稿日:2017年 2月22日(水)10時44分24秒
塩山さんおすすめのアメリカン・ニューシネマを教えてください
あの国は銃バンザイの国ですからねえ、、
下々の者へ(その1398)
投稿者:
しおやま・よしあき
投稿日:2017年 2月21日(火)16時26分8秒
編集済
3 月7日…凡人にはおよそ想像がつかないが、物欲や肉欲とは異なり、名誉への欲求は人間生きてる限り捨て切れないらしい。動けなくなったり立たなくなれば前 者は自ずと静まる。しかし名誉心は…(不死願望と表裏関係?)反体制スピリッツで世に出たボブ・ディランも、臭~い演技をしつつも結局もらうしな。その 点、やっぱジョン・レノンは器が違ったな(美味しいトコ取りのかみさんには興味ないが)。
村上春樹も死ぬほど欲しいんだろうな、ノーベル賞。知っての通り、大量殺戮兵器で儲けた金で設立された賞。与える側に深い後ろめたさがあるから、社会的 人道派でないとまずもらえない。それを承知してるハルキ君も、中東問題他で発言もするようになった。しかしあんな微温的で誰もが納得するような、空っ風の 中の屁のような臆病なつぶやきじゃ駄目よ。誰からも批判されないのは、何も言ってないのと同じだろ。
でも秘策はある。新潮社以外から自著を出せばいいのだ。桐山襲の一件を持ち出すまでもなく、日本を代表する版元の同社は、常に言論・表現の自由を極右グ ループを焚き付けては阻害して来た長い歴史が。ただ出版業界で強い力を持つため、大江”ノーベル”健三郎さえ縁が切れなかった(端からその意志もない か?)。ハルキ君は版権を全部他社に引き上げ、大江にさえ出来なかった自由への闘いを実践したと、世界にアピールすればいい。ネオナチ国有地泥棒総理夫妻 が君臨する、プチ独裁国家のリベラルなヒーローとなれば、あるいはノーベル賞が転がり込む…訳ねえか。どうでもいいがな。
一応再出品は終了したが(一部商品のアダルトへの変換もな)、日にちの調整がまだメタメタ。降りて来るのを整理し直すのも半端な手間じゃない。文字通り 一文にもならない徒労作業。夕方、電話した若宮参太に慰められる。今夜は映画見物を休んで早く帰宅、前出作業の続行だけではなく、「盛林堂」の棚やみちく さ市にも備えねば。年寄りがこうも忙しいとはね。老いてビックリの人生初体験。
3月6日…2000点強の商品を再出品するのに、老夫婦でまる3日近くもかかった地獄の週末。売り上げの1割近いピンハネをしてるのに、ヤフーも本当に根 性が悪い(少々のヘアーが見えた位で何さ!)。一方で悪質な客への対応はフォローゼロに近いし。独裁的権力を握った連中は政治家だろうが企業だろうが、必 ず暴走するのは歴史が証明する所。ヤフーはともかく、司法が役所のカンペキな下請化してる土人国家では尚更だと、公有地泥棒総理大臣夫妻を見てると痛感。 共謀盗人夫婦のボスが憲法改正を口にするギャグ国家ニッポンにギャハハハ。
3月2日…アンソロ本用のいトうの原稿を受領後、「古書かんたんむ」へ補充兼集金に。11150円と、久々に大台突破。すべて天気のお陰です。エレベー ター前で遭遇した社長に、「スチールコーナーまた作って下さい」と陳情。「神田コーヒー」で店の『週刊文春』と『日刊ゲンダイ』をパラパラ。安倍スーパー 暗愚総理、この期に及んでもヒ素ミルク系下げマン女房を私人呼ばわり(この屁理屈が通るなら日本に公人は存在しない)。割れ鍋&割れ鍋の底抜けハレンチ夫 婦。山本太郎、更にしつこく追求頼む(一水社のネット配信料が入ったので、先週山本太郎に2000円、田中龍作に3000円カンパ)。帰社すると棚の『完 本 文語文』(山本夏彦・文春文庫)に眼が。帯のタタキにこうある。”祖国とは国語である”。小学生レベルの日本語もわきまえない暗愚総理が、売国政治を 繰り返すのは実に筋が通っている。日本会議の知的・道義的水準じゃ、この程度のクズ野郎しかアンダーコントロール出来まいが。
3月1日…夜「シネマテークたかさき」で『パリ、恋人たちの影』。観客5人。昔のゴダールや新生日活ロマンポルノにはドドッと詰めかける群馬県民も、まっ たっく感心が無い模様。その直感は当たっている、尺の短いのだけが取り柄の古臭~い一作。誰でもが予想する馬鹿げた終幕には、「時間無駄にしたよ」と独り 言。フィリップ・ガレルって監督は有名だけどね。糖尿病にでも? 技術的には欠点は感じられない。帰りの上信線で『映画術』(塩田明彦・イーストプレ ス)。『風に濡れた女』が割合面白かったので、西荻窪の「盛林堂」で購入。蓮實重彦関連の固有名詞や言い回しが乱舞乱交する、良くある駄本。斜め読み、 『昭和史発掘(二)』(松本清張・文春文庫)にチェンジ。
2月28日…田村と並んで日頃大いに世話になってる、神保町の某書店に本を返却に行き、美人のお姉さんに大いに感謝される。この今時珍しい”古本美談”については、『MateL』連載の「嫌われ者の記」次号に詳しく書く予定。
2月27日…田村店頭では時々見るが(ちくま文庫だと名刺代わり用に必ず買う)、コミガレで拙著は見た試しが無い。混雑を避けて常に12時過ぎに行くから か? 昭和30年代初頭のコッペパンみたいな顔の「大王」の若旦那、お元気で何より。ボクサー崩れのテレクラ狂いエロオヤジとは、良く気が合いそうで。け どゲットした芹明香似の姉チャンと、神楽坂のラブホにしけこむ前のだらしないマントヒヒ面を、よりによって地下鉄東西線の車内で「早稲田松竹」帰りの俺に 見つかり、終始観察されてたとはあんたも運が無い。で、ラブホでは2人でトランプでもしたの?
面白い! 秋本鉄次の『パツキン一筋50年 パツキンとカラダを目当てに映画を見続けた男』(キネマ旬報)最高! 何でこの人はもっと本を出さないの か。四方田犬彦の10分の1でも秋本鉄次の本が出れば、映画書のステイタスもグッとアップするよ(昔からの持論)。俺の知ってる範囲では単著は2冊のみ。 ゼロが突いて当然の文才とキャリアだ。『キネマ旬報』本体はもうどうでもいいから(80年代以降の同誌、神保町では落ちてても拾う者無し)、出してくれよ 秋鉄本を。『アサヒ芸能』他に描いた原稿がいっぱいある模様だし。ついでにどこでもいいから、小川徹版『映画芸術』に連載された武田百合子と小沢信男の映 画評論も早く本に。秋鉄本は武田&小沢の水準に勝るとも劣らないと確信を(キッパリ!)。
2月24日…昼飯は専大前の「三好弥」でオムレツ&メンチカツ盛り合わせ定食(670円)。食べながら開いてた『スポーツニッポン』には、ネオナチ総理夫 妻が深く関与したと思われる、人種差別教育小学校の国有地無料入手スキャンダルが、ただの1行も報じられていない。創価毎日グループはナベツネ新聞同様 に、ほおかむりを決め込む方針らしい。普通はここまで明確な最高権力者の醜聞なら、朝日の後追いになってもフォローする。ここでネオナチ内閣に恩を売っと けば、文部省予算で自社の糞拭き紙を学校用に大部数買ってもらえると、糞だらけの算盤を拝みながらはじいているのだ。
安倍昭恵、従来は自分の亭主以外の男にのみ”特級の下げマン女”と思ってたが、やはり売国政治一筋の暗愚亭主も巻き込み始めた。下げマンに聖域無しって 事だろう。高崎駅西口1階に「ローソン」が。地元出身のヒーロー、布袋寅泰の写真が入口にカッコ良くレイアウトしてあるが、数億だか数十億だかだまし取ら れて粋がってんじゃねえよオメーって感じ(金持ちの欲張り)。昭恵の金魚の糞でニヤけてた報い。ミュージシャンだか何だか良く分からんが、昭恵と辺野古に 観光旅行に行ったヒゲ馬鹿も居たっけ。コイツは布袋と異なり2度と浮かび上がれないだろう。さすがはヒ素ミルク財閥出身の首相夫人。山本陽子も真っ青な下 げマンパワーだ(”新仁義なき戦いシリーズ”のひし美ゆり子も。その外見には敢えて触れない)。
夜、「新文芸坐」で『荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻』(監督・森一生・’52東宝)。手に汗握る面白さの80分。脚本が黒澤明。三船敏郎のファッションが 翌々年の『七人の侍』っぽい。女性が余り出て来ないと黒澤関連映画は更に冴える。当夜、初めて安くて感じいい「新文芸坐」の欠点を発見。休憩時間の番組の 宣伝放送がくどい。1カ月も先の企画からオールナイトまで、終始スピーカー騒音がガンガン。いくらパチンコ屋の血筋が疼くからと言ってもやり過ぎ。でなく てもやや入りずらい『ヨハネスブルグの天使たち』(宮内悠介・ハヤカワ文庫)を開いてたため、場内の暗さも加わりかなり苦痛であった。
2月23日…昼間観た『刑事物語 小さな目撃者』同様、最初、中盤、結末以外はほとんど寝た夜の「神保町シアター」、『機動捜査班 秘密会員証』(秀作揃 いの東映の”警視庁物語シリーズ”に比べ、特に脚本は児戯の部類)。お陰で白髪頭スッキリ。「まさみ」で話題の『サンデー毎日』の高崎俊夫の記事、「古い 日本映画にハマる名画座女子」をペラペラ。貧乏映画ライターのマッチポンプみたいな気もするが、意図が透け過ぎてる立正佼成会バッシング記事(山田直樹) よりはマシ。同誌は小沢一郎冤罪事件の際は、『週刊朝日』と並びまともな姿勢を堅持。しかし長引く安倍ネオナチ政権下、創価学会系親会社の統制も強化され た感じ。安倍ハレンチ夫妻の肝&公金違法注入で設立されたとしか思えない、人種差別学園国有地払い下げ大スキャンダル記事が皆無なのは異常。表紙を見ただ けだが、『週刊朝日』もなのだろう。本件は大手新聞社の大半が、本社の土地を国から払い下げてもらってる歴史とリンクするだけに、幇間どもの腰は更に引け る訳だ。
2月22日…「シネマテークたかさき」で『ホワイトリリー』(監督・中田秀夫)。20人強の入り。本シリーズで一番下品で好感を(園子温の作品のみ未 見)。日活ロマンポルノというより独立系ピンクの味。高崎に限ればどの番組も入りがいんだから、日活はもっと制作して欲しいが、果たして全国的には? 帰 りに上信高崎駅で半年分の定期を購入(141480円)。3カ月で300960円の新幹線定期に比べれば額だけは安いが…。
2月21日…高校生時代(’69~’71)がアメリカンニューシネマ全盛時代と重なるが、実は俺当時は余り観てない。各種独立プロのピンクや、西独やギリ シャの名も無きポルノばっかでね(富岡銀座通りの「富岡電気館」や「富岡中央劇場」でね)。安中市内から富岡高校まで自転車通学してた、通称「みゆき座」 (高崎市内のピンク映画専門館。後に薔薇族映画に路線転換後に閉館。俺が帰郷した93年頃は営業中だった)ことY沢の影響もあったが。観るようになったの は上京後。あるいは既に本苦界に身を沈めてからかも。やや後半がオセンチ過剰だが、「飯田橋佳作座」で観た『真夜中のカウボーイ』は悪くなかったと。北関 東の田舎者には身につまされる何かが。山崎邦紀的には『真夜中のパーティー』の方になろうが。
2月20日…驚き。「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、16日から昨日19日の4日間で8550円(34冊)も売れていた。陽気のせいとしか考えられない。 ただスタートのいい月は概して後半がメタメタ。気を引き締めよう。いずれにしても棚代(6000円)はもう回収済み。これからうんと儲けなくっちゃな! (お調子者) けど1冊の単価平均が251円てのも凄い。「古書かんたんむ」に出る日本経済崩壊の実像。
ただその足で回った「書泉グランデ」地下で大ショック。今年のカレンダーを昨日まで半額で。例年なら今日から1本200円前後で叩き売りのはず。ところ が影も形もない。推測するに、業者に一括販売したか、同書店自体でネット販売でも開始したのだろう。何せサイン入り無しの区別なく去年までは200円で販 売(100円時代もあった)。俺は行く度に4~5本購入、週末の副業に投入していた(1本1000円から2000円で売れた)。「書泉グランデ」のヘビー ユーザーとしては、年に1度の季節外れのお歳暮と勝手に理解してたが、そうも言ってられない書店事情があるのだろう。
下々の者へ(その1397)
投稿者:
しおやま・よしあき
投稿日:2017年 2月 2日(木)12時35分34秒
編集済
2 月19日…『彼方より』、400Pを過ぎる頃から急激に退屈に。坪内祐三の類した日記レベルと言うか、悪ぶった坊っちゃんの死ぬ死ぬ詐欺日記タッチに。当 人による削除もやたら増えて、読み手からすると興味深い所ほど削られててうんざり。ボンボンは結局いざとなると度胸が無い。有名な古本屋の青木正美爺さん の映画館痴漢日記に比べても(『青春さまよい日記』東京堂出版)、腰抜けもいいトコ。『虚無への供物』以下の再読は即中止に。折り返しに使用されてる著者 の被写体センス最悪の写真で、そのくらいは察しろって。
2月17日…徒歩8分の「角川映画試写室」に『ターシャ・テューダー 静かの水の物語』(4月15「角川シネマ有楽町」他公開予定」)見物に。並んでると 前に見覚えのある薄汚い爺さんが。「フィルムセンター」に良く行く人なら誰でも知ってる、傍迷惑で有名な常連老人だ。休憩時間に同レベルの連中と大声で映 画談義。うるさいったら無い。良く他の客から「うるせえからロビーに行け!」と怒鳴られてる(俺もかつては一喝)。その場ではすぐに謝るが、翌日は元通 り。中央列一番後ろの右端シートをまるで自分の指定席扱い。知人が知らずにそこに座ってたら、ネチネチ言われて交代させられたと。本当に情けない男だ(古 本友達の1人)。
この爺さん(足が少しだけ不自由)、他の試写室でもたま~に。どう見てもマスコミ関係とは思えないが(エロ本屋にさえ)、この日初めて事情の一端が垣間 見えた。要するに爺さん、試写券が無いのに会場に押し掛け、余裕がある際には入場させてもらってるようなのだ。この日は補助席も出る状態で断わられてい た。「いいですいいです。また次の機会に…」爺さん、自分に言い聞かせるようにして去ったが、次は「東和試写室」か「京橋テアトル」か? 多分、宣伝会社 の間では有名人なんだろう。ただ余り甘い顔をしたら頻繁に来られて迷惑だし、ヨタヨタ老人を邪険にし過ぎても後味が悪い。後者の人間心理を上手く突いた、 映画好き老人の金のかからない暇つぶしだと感心(俺も参考にしよう。無論もっと工夫、サングラスや白い杖くらいは用意するが)。ま、空いてる試写室の席 は、賞味期限の過ぎたコンビニ弁当みたいなもんだし(…)。ただ昔の試写室はより管理が厳しかった。ムヴィオラの音楽ドキュメントだったと思うが、当時は 忙しかったので大学生だった娘に行かせたら(プレスが必要だった)、宛名が俺の名前だったので散々文句を言われたと(結局入れてもらったが)。それが余程 厳しい口調だったらしく、以降娘は試写会の代理をしてくれなくなった。出版地獄の今は、前ほど関係者が観に来てくれないのだろう。ま、紙媒体&編集者総数 自体が激減してるから仕方ないけど。
2月17日…世界最悪の放射能テロ企業東京電力職員の給料は平然とアップされるし(逮捕どころか誰も首にならない上に)、年収2000万保障されながら御 用電波屋NHK職員はヤッホーレイプ三昧。負けじとネオナチ総理は、下げマン低能女房の見栄のために国有地も安倍家のお小遣い代わり。何て美しい日本国! (やっぱり神国だヨ)『彼方より』(中井英夫・創元ライブラリ)で、著者が予想した通りの世相になって怖いほど。全850Pの3分の1程度しかまだ読んで ないが、感服する事しきり。天皇裕仁、及び天皇制への憎悪、罵倒も強烈で深沢七郎や桐山襲も顔色無し(理論整然)。大昔に読んだ『虚無への供物』に余り感 心しなかったので(小栗虫太郎っぽいと)、2~3冊しか眼を通してないが、まず『虚無~』から再読してみようか。
2月16日…意外。3000円にもならないのではと心配してた、「古書かんたんむ」の”嫌記棚”今月の前半分、今日行ったら5600円と。今週に入ってし のぎ易い気候が続いたためらしい。園児の小遣いが何とか小学生のそれに踏みとどまった訳だ(スレスレ!)。嬉しがるような金額ではないが(仕入れ費用や手 間を考慮すると当然利益ゼロ)、初老男の道楽には一応なってる感じ。神保町に来たら買いに来てね。
大庭秀雄監督の作風は割と好きだし、原作が近松秋江(字幕表記が不当に小さい)とあっては見逃せないと早退して駆け付けた13日「シネマヴェーラ渋谷」 の『京化粧』。見物済みだった(「神保町シアター」でか?)。凡作。主人公は執念深いストーカーなのに、佐田啓二のイメージを傷付けない程度に修正、あや ふやな男に。これがまず失敗の第1要因。2番目。浪花千栄子を善玉にしちゃってるのも救えない。極悪女でいんだよ。脚本も同監督だが、これでは何も秋江を 原作にする必要は無い。棒立ちの佐田の前で、山本富士子と浪花千栄子が泣き伏す場面に失笑。
久々に漫画家を怒鳴りつける。いトうをだ。本来は朝比奈まことをそうすべきなのだが、巡り合わせでね。彼はそう遅れないし手抜きもまずしない漫画家だが、ちょいと意志の疎通がね。気の毒な感じもすると、俺が言うのも妙だが。血圧に悪いからもう怒鳴らないようにしよう。
2月14日…早めに上京、「シネマヴェーラ渋谷」で『模倣の人生』『わが望みのすべて』を見物後に出勤。バーバラ・スタンウィック人気か6割5分の入り。 ただ普段より若い人が少なめ。地下鉄で開いてた『異端の映画史 新東宝の世界』(洋泉社)は、3500円もするのに新発見の無い本。仕方なくパラパラ拾い 読み(初心者用)。石熊克己の原稿で、長嶋茂雄が『野良犬』を”ノヨシケン”と誤読したとあるが、”ヤラケン”だという文章をかつて読んだ記憶が。どっち なんだ?(どうでもいいが)夕方から忙しくなりそう。「神保町シアター」の『特別機動捜査隊』には果たして?
2月13日…「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、相変わらず日に200~300円と文庫本が1冊程度しか売れてない(あるいは100円の特価本)。残るは今 日も含めて3日間。現状では半月の黒字額が多分3000円未満。ひなびてまったく堂々としてない(貧乏臭いのとは別のような)、中高年&老人のお客様をた まに見掛けると、仕方ないなとの悟りの境地についなるが。何だかんだ言っても、やっぱり「モンガ堂」は偉い。こういう状態に連日耐えているのだから(平 伏!)。
2月11日…俺が勝手に”日本のジャニス・ジョプリン”と呼んでる青山ミチが最近亡くなった。訃報欄での扱いは本当に小さく、『東京新聞』には写真も掲載 されず(怒!)。歌手としての彼女の格は、松方弘樹の役者としてのそれよりずっと上だったと。仕事の傍らCDを聴き直す。夜、「シネマテークたかさき」で 『ブルーに生まれついて』。薬中ミュージシャンの伝記映画物としては良く出来てる方。チェット・ベイカーを演じるイーサン・ホークの父親役が、演技がうま いだけでなくホークそっくりでビックリ。彼のマネージャー役といい、男優陣が特に充実。でもベイカーは、麻薬が自由なオランダで80近くまで生きたらいい よ。ミチ様はまだ67歳。俺たちが田舎の映りの悪いテレビで観た頃は、下手すりゃ中学生くらいか? 縁起でもない話だけど(失礼!)、池玲子のいつか訪れ る訃報もこんな風なのか。
2月10日…水曜日に「109シネマズ高崎」に行った際に、映画に夢中になり過ぎたせいか本を忘れた。今日、同館に問い合わせたらちゃんと保存してくれて いた。今まで散々同館の悪口を吐き散らかした事を深~く反省(?)。通常なら諦めるが、50P前後しか読んでない『フジタよ眠れ 絵描きと戦争』(菊畑茂 久馬・葦書房)、面白かったしとても放棄する気になれず。松本清張の『昭和史発掘』(文春文庫)も読み始めた。さすがは名調子だ。この畑ゆえ後に新資料が 発見され、清張の勘違いが明らかにされた事例もあろう。全巻読了後、その種の本にも眼を通したい(出てるのか?)。
2月9日…西荻窪の「盛林堂」経由での出社。1月は何とか12000円チョイになりホッと一息。小野店長も一水社の森田編集長並の、”この世界の片隅に原 理主義者”と判明。余り批判して”嫌記棚”が追放処分されても困るので、適当に意見を合わせる(小銭のためにすぐ信念を曲げる男だよ)。みぞれの中、「古 書かんたんむ」の”嫌記棚”にも補充に。売り上げをもらう。何とこの月・火・水の3日間で売れたのは、文庫本2冊でたったの450円。5日までで棚代60 00円は回収してるけど、この調子じゃ15日までに黒字額は5000円にも達しないんじゃ? 中央線もすずらん通りも、両方まあまあって事は絶対に無い。 63歳にもなって100円や1000円単位の小銭でなぜここまで苦しむ? 蟹は甲羅に合わせて何とやらにしても、白髪を掻きむしりたくなる(フケが出るの で止めたが)。
2月8日…一部オッサン客に人気との『日刊ゲンダイ』のチョウチン記事に刺激され(同紙芸能欄には時々この種の根拠の乏しい情報が。担当者が配給会社に小 遣いでも?)、「109シネマズ高崎」の『マグニフィセント・セブン』に(最低洋画題名史ベストテン入り必至)。夜6時30分からの回観客4名。長いし キャスティングは地味、撮影にも工夫が感じられない等、弱点は色々あるが見終えて満足(プロデューサーが中途半端な感じ)。アメコミ原作の汗の匂いのしな いCGクズ映画群に、食傷してるせいだろうか。2~3人、役者の顔が似てて区別が良くつかなかったのも困った。俺はこういう映画が好き。だがこういうマニ アック映画に大金を投じてるようじゃ、ソニー(コロムビア)はシャープや東芝化する可能性大。
2月7日…『発掘狂騒史』(上原善広・新潮文庫)読了。良かったが増田俊也の解説が奇怪だった。”上原文学の新たな到達点”だと。ノンフィクションに対す るこの形容が、ほめ言葉として成立するのか?(俺には単なる皮肉としか) ただ物書きの中には、分野を問わずに”文学馬鹿”みたいな奴が居るし、上原もそ うなのかと一瞬。まあどうでもいいが。真っ当な学者、竹岡俊樹にもう少し行数をさいて欲しかった。明大は夜間部にも考古学サークルがあり、活動家から『プ ロレタリア考古』という威勢のいい新聞を良く買わされた。5~6年前にヤフオクで全部売り払ったが、本書を読んだら再読したくなった。
2月6日…「書泉グランデ」地下、今年の各種カレンダーがようやく半額に。ただまだ1000円強。500円を割ったら買うつもり。富岡の「ワンダーグー」は、数こそ少ないがもう500円で売ってるが。
俺の眼の錯覚かと思ってたら、『この世界の片隅に。』の太極旗掲揚場面、ちゃんとあったらしいね(同作の絶対的心酔者で押井守の実写映画擁護者の、一水 社の森田編集長も確認したとの太鼓判を)。軍港呉じゃ当然外国人捕虜や、朝鮮中国人も強制労働させられてたろう。あの伏線も後追いも無い唐突な太極旗場面 から、そういう負の歴史の全てを想像しろとでも? 単なる商売人どもの姑息なアリバイ作りには(幇間・佐藤優的世渡り)、民進党幹事長のイボガエル面同様 にヘドが出る。トランプの前の安倍ネオナチ総理のオドオド小使い面と重複。
2月4日…昼過ぎ、出品作業の合間に母ちゃんトコでお茶を。お茶菓子が無いかと茶ダンスの戸を開くと、マーケットで買ったまんまの丸干しのパックがゴロ リ。「母ちゃん、こりゃ何かのおまじないかや?」「やだよー(大笑い)。やっぱり母ちゃんが入れたんだんべなあ」「腐っちゃいねえみてえだから、早く冷蔵 庫に入れなよ」「弱ったもんだで。体は丈夫なんに頭がどうかしちゃって…」数日前に87歳に。
夜、「シネマテークたかさき」で『牝猫たち』。30人前後と大入り(女性客も3~4人)。終幕が安っぽかったが(しつこさ不足)、笑える場面も多く退屈 しなかった。白石和弥監督は、妙に芸術づかずに娯楽に徹してて偉いよ(俺は塚本晋也や黒沢清より遥かに高く評価)。ただ各女優は、もう少し顔に変化のある 美形を揃えて欲しかった。行き帰りは『読書日記』(正宗白鳥・三笠新書)。若き三島由紀夫を厳しく批判しているが、互いに根本的小説音痴ゆえの近親憎悪 も? 三島も評論と戯曲は高く評価されてるが(同意)、白鳥の戯曲はどうなのか? 面白いという声は聞いた試しがない。評論と言うか、白鳥爺さんの人物論 は本当に飽きない。先の古川緑波もだが、いい文章は活字の小ささもさほど気にならないな。
2月3日…数カ月振りで午後、「神保町シアター」夜の『乳房よ永遠なれ』の券を購入。当然、エロ映画だと勘違いした発情青年&中年が公開当時ごっそり詰め かけ落胆、苦い涙にくれた事だろう。新東宝には『黒い乳房』って作品も確か。倒産後にテレビ局に売却したため、俺は小学生の頃に真っ昼のTBSで観たよう な記憶が。脇では農閑期の母ちゃんが、ミシンで内職仕事をしてたな(米国輸出用の安物スリッパ。60年代半ばには、地元に工場があった)。
2月2日…「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、1月後半の売り上げ6350円。前半より約2000円のダウン。冷えた時期としては、頑張ってると考えるべき かどうか…。どこか「モンガ堂」っぽい微妙な金額だ。2月は気温、売り上げ共に更に冷え込みそうな悪い予感。素人古本マニア界の国際政治学者兼ミニトラン プこと、つん堂が最近姿を見せないな。特に見たい面でもないが。関係無いが、先般テレビで古い”必殺シリーズ”を(涅槃俳優の沖雅也が出演してる分)。の むみちは野川由美子に口元が少し似てるな。どうでもいいが。
2月1日…1週間限定公開で日に1回上映の新生日活ロマンポルノ、『風に濡れた女』の20時からの回、「シネマテークたかさき」は20人強と大入り(女性 客1人)。面白かった。塩田明彦監督の映画はなぜかほとんど観てないないから、テンポが新鮮だったのか。今後はもっと観よう。黒沢清のように、人気がある からと大根俳優を余り起用しない点も気に入った(余り観てないのに断言するなよ)。
同館も「岩波ホール」や「銀座シネスイッチ」経由の、スカした発情老人恋愛映画や元巨匠監督の出がらし芸術風ポンコツ映画ばかり買わないで、この種の際 物や先週観た『ホワイト・バレット』のような、生きのいいアジア系アクション映画の上映比率を増やすべし(同館有志発行の、韓国&香港映画讃歌のビラは毎 回面白い)。ここの女性支配人は、世間体や役人受けを狙った凡作を上映し過ぎる(再び推測的断言)。団塊世代が官僚主義と闘って作った類した施設やイベン トが、全国で似たような状況を迎えて、結局は役人の新たな天下り機関になりつつあるのは悲劇。例外的な所もあるらしいが…(希望的観測?)。
帰りの上信線で『美しい国への旅』(田中慎弥・集英社)。昔読んだのよりはいいが(題名失念)、仕事柄エロ描写にはウンザリしてるのでかなり飛ばす。 『ホワイト・バレット』も手術シーンは怖いので、ほとんど目を閉じていた(脳外科が主人公じゃリアル過ぎてどうも)。まだエロ場面は描写次第では耐えられ るが、手術&嘔吐場面だけはカラッキシな俺。育ちがいいって怖いよ(?)。
申し訳ございませんでした
投稿者:
ネームなしの人
投稿日:2017年 1月29日(日)15時47分14秒
本日発送致しましたが
『お届けは31日になる』そうです・・・・・。
《前のページ
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
次のページ》
以上は、新着順351番目から360番目までの記事です。
/157
新着順
投稿順