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song to song
投稿者:
漫画屋
投稿日:2020年12月 5日(土)12時32分3秒
趣味ではないが12月25日全国公開です。
神保町の残影3
投稿者:
zzz
投稿日:2020年11月27日(金)14時19分9秒
編集済
| いつの間にか靖国通り、吉野家そばの小川図書がつぶれていた。洋書専門店なので縁は無かったが一度だけ店頭にあった常盤新平訳のニューヨーカーの文庫本を 購入した記憶があるが・・・波多野書店だったかなあ。さくら通りの旧相互無尽会社ビルは重機投入!|GoToトラベルを利用して先週沖縄へ行ってきまし た。首里城の近くには、消失してしまった正殿を模して建てられた劇場が現存します。13時の開演時間を待って、入口でオーナー(一人で仕切っている)に 800円払い、中に入ると劇場内は広くバルコニー席もあります。ロビーには地元アーティスト?の絵や写真の展示スペースになっています。タイトルはオー ナーが書いたのでしょうか、くせのある書体です。劇場の名前もオーナー直筆でしょう。客は7,8人いました。|
下々の者へ(その1913)
投稿者:
しおやま・よしあき
投稿日:2020年11月23日(月)22時27分44秒
編集済
1 2月14日…夜の出稿までの時間つぶしに、半蔵門線で「シネマヴェーラ渋谷」へ。朝から『獣人』(ゾラ・藤原書店)をずっと。面白い。確かジャン・ルノ アール監督の映画化作品はだいぶ前に。500P以上とボリュームもタップリ。未読の『未成年』読了後は、ドスからゾラにシフトを移そうか。例によって40 人以上の入りでの『殺人蝶を追う女』。時々居眠りをしたせいもあり訳が分からない。『映画秘宝』しか読まないでロクに映画自体は観てない馬鹿ガキが、異様 に持ち上げそうな作風。出稿が遅れたのでガラガラの新幹線で帰宅。藤木TDC主筆(?)のミリオンの昭和の何とかが今日発売らしいので、西口のローソンを 覗くが無い。上信線で再び『獣人』。エロ、ロリ、スプラッター、司法汚職…今の流行が全部詰まっている。
12月13日…水には流してならない南京大虐殺の日(永遠の日本民族屈辱記念日)。まずは「高崎電気館」で『拳銃は俺のパスポート』(フィルム上映)。映 写機の故障らしく音が出ない。点灯して30分以上の復旧作業。断念。返金してもらい「シネマテークたかさき」へ移動(徒歩約10分。他の9人の客はまだ待 機。皆暇だな。お詫びの招待券を1枚いただく)。20人以上の入りの『ウルフウォーカー』。つまらない。ストーリーも各キャラも実に紋切り型。特に独裁者 に悪の機微が無い。森のメリットを無視して燃やすのも乱暴すぎる。主役の少女もアニメなのに、児童劇団のこましゃくれた子役のようで不快。独裁者&少女の 親子&狼のみで物語が進行、民衆が描写されてないのも薄っぺらさの要因。しかしやはり一番の欠陥は、今の自然への価値観で当時の人々を裁断してる脚本の傲 慢さか。鶴岡真弓の講釈映像には付き合わずに退館。上信線で『死の快走船』(大阪圭吉・創元推理文庫)読了。いつもお世話になってる、「盛林堂書房」の小 野店長が行き届いた解説を。江戸川乱歩や夢野久作が映画だとすると、この人は明るいお茶の間で観るテレビドラマか。
12月12日…「シネマテークたかさき」の『青春群像』。夜7時過ぎからの上映だしとは思ったが、念のため5時頃に電話予約。残席は3と。ああ予約して良 かった。安堵して入館すると、埋まってる席は15前後(半分稼働なので満席でも30人前後だが)。受付の席順決め用一覧表も赤×で埋まってたのに。予約す るだけで来ない奴が多いのか? 何となく損した気分。内容。駅員見習いのショタ美少年が登場するまで、2度目だと気づかず。危なげない出来だが、『道』に 比べて世界が狭い。上信線で『物語 東ドイツの歴史』(河合信晴・中公新書)読了。驚いたのはソ連のペットと見られてた、ウルブリヒトやホーネッカーが、結構自国の利益死守のために、宗主国 ソ連のフルシチョフやブレジネフと闘ってた事実。でないと自らの地位が危ないとの危機意識が。そういう意味ではアベやスガの奴隷売国根性は世界的にも稀 (議会制民主国家でとなると世界で唯一か)。記者クラブ幇間マスコミとのコンビで、自国資産のバナナの叩き売り。更には疫病下での公然たる自国民ジェノサ イド政策強硬。将来的にはナチス政権以上の異様な独裁腐敗政治体制として、研究者の検証対象となろう(いや低レベルすぎて誰も相手にしねえか)。
「県立土屋文明記念文学館」で、1月から絲山秋子展が開催されると。生前建立文学碑みたいなハレンチ企画。企画する方も受ける方もアベ&スガスピリッツ が横溢。いくら初版部数が上だからって、金井美恵子女王の生地近所で図々しい真似すんじゃねえ! とは一応思うが、話のタネに行ってみるかな。あそこは 「前橋文学館」に比べて職員も感じいいし。けど場所はこの世の果てで…。
12月10日…森崎東版『野良犬』上映前の「シネマヴェーラ渋谷」ロビーで、南陀楼綾繁センセとバッタリ(1年ぶりくらい?)。50人前後の大入りに驚い てる。「「新文芸坐」の三島由紀夫なんてガラガラで」「何やってもあそこは15人前後だね」「森崎監督がこんなに人気あるとは…」先日の「模索舎」のトー クショーは、70~80人と結構盛況だったと。「最近入谷コピー文庫は出てるの?」「そういやここ1~2カ月送られてこないね。一時は週刊状態だったの に。堀内さんも病気がちだし」帰りの高崎線で、軍事関係で角川新書と共に好著が目立つ、中公新書の『ヒトラーの脱走兵』(對島達雄)読了。左右を問わず水 に流さない執念の民族に脱帽。まあそれが国際基準だが。
『キネマ旬報』がアリバイ的にホントに小さく、荒木太郎&いまおかしんじが、大蔵映画と新潮社を、『ハレンチ君主 いんびな休日』上映中止問題で訴えた件を記事に。大蔵映画は同作をお蔵入りにしただけではなく、荒木の過去の監督作品や出演作も完全封印(廃棄したとの噂 も)。これは堀久作日活社長が、鈴木清順作品群に加えた蛮行と同じ。本来は”荒木太郎共闘会議”が結成されて当然。映画ジャーナリズムの退廃がそれを阻ん でいる。ピンク映画評の切通理作になど何も期待しないが、糞退屈なのに4Pも与えてる渡部幻の連載は即中止、荒木&いまおか問題を取り上げるべきだ。やは り『映画芸術』次号に期待するしかないか。
12月9日…昔から言ってるが、天皇裕仁に関しては”憲政の神様”尾崎行雄が翼賛選挙下で果敢にも、”売家と唐様で書く三代目”と批判したように、俺も人 間あるいは帝国主義者としても一切評価していない。ただ彼にも数少ない長所はあった。ちゃんと記者会見を行った点だ。原爆を落とされたのは仕方ない。戦争 責任とか言葉の綾に関しては存じ上げない。細部は違うだろうがほぼそういう考えを言い放った。無論賛成は出来ないが、伝えられて来たとおりの人物だと良く 分かった。これに懲りたのか、天皇明仁時代になると会見をめったに開かず、記者クラブへの文書回答形式になった(写真まで)。護憲平和主義者と左翼にも評 判のいい息子の時代に、大幅に納税者(主権者)の知る権利は後退させられているのだ。天皇裕仁が無責任の体系の最大の”象徴””だったとすれば、記者会見 もまともに開かない愚か者が首相になれた背景には、明仁天皇ファミリーの閉鎖性にも遠因があった。(スガ首相が幇間記者クラブに皇族気取りで文書回答した り、皇后が自らの誕生日で胸を打たない感想を文書発表した、日本語の対話力が強引に消滅させられつつある日に)。
12月8日…「シネマヴェーラ渋谷」で『ラブ・レター』。観客40人前後。ほぼ毎回こんな感じ。予想以上に人気あるね(「新文芸坐」だと15人がせいぜ い)。森崎監督がこんな愚作を撮ってたとはビックリ。基本的には原作(浅田次郎)、そして脚本のせいだろうが(中島丈博・森崎東)、中井貴一演じる主人公 が全く共感を呼ばない(演技の下手さが火に油)。買春出稼ぎ中国人女性との偽装結婚で大金儲けながら、彼女が死ぬと突然ヒューマニズムに目覚め、男マ ザー・テレサに。倍賞美津子や相方に、「80万も儲けやがって!」と罵倒されるがその通り(せめて事前に40万位は返金させとけよ、馬鹿脚本家ども)。立 ちションヒューマニストの妄想は更に拡大。故郷、雪の北海道で彼女とじゃれ付き始める始末(その前のラブレター朗読場面はゲロシャワー!)。関係者は素面 で撮ったのか? 日本第一党支持者ならあるいは泣けるかも。主人公のうぬぼれは、大東亜共栄圏で解放されたアジアの人々は、今も大日本帝国に深く感謝して ると胸を張る、パラノイア痴呆日本人と同衾してるから。中島丈博はこういう脚本を書くレベルだが、森崎まで加わって良く撮ったよ。山本太郎は好演。
東急本店横の「嵯峨谷」。夜7時前なのに客3~4人。最近まで7~8人は必ず入ってたが。久々の親子丼を木のしゃもじで。すずらん通りの「小諸そば」 は、午後2時頃行っても朝の埼京線だが(付近の再開した「嵯峨谷」神保町店も閑散)。銀座線では『狂気の山脈にて』(ラヴクラフト・新潮文庫)。つまらな い。人間がただの名前なのはある意味凄いが(主人公でも)。
12月6日…「シネマテークたかさき」で『道』。半分稼働だが満席。電話予約しといて良かった。ジュリエッタ・マシーナってホント大根。ドリフターズのコ ントみたい(女千田是也でも可)。あるいはイタリアの宮本信子かも。それにひきかえ、アンソニー・クインは名演。彼で持ってる映画。今回初めて気づいた が、綱渡り芸人はゲイなんだろうな。性的香りが全然しないし。その足で「109シネマズ高崎」の『サイレント・トーキョー』。観客15人前後。「嵯峨谷」 と「富士そば」の麺質を比較しても仕方ないが、数分で真犯人が分かるひどい脚本と演出。特に脚本は児戯(山浦雅大)。下手じゃないが陰気なだけの佐藤浩市 主演じゃ、客は入りっこない。おまけに中身は警察の広報映画だし(制作・東映&電通)。『県警対組織暴力』を送り出したアウトロー東映も、岡田アホ親子2 代でただのヘッポコ会社に。
上信線で『草の陰刻』(松本清張・講談社文庫)。つまらなくはないがせいぜい300Pの話(750P以上)。新聞は原稿料がいいから、水増したのだろう (『読売新聞』連載)。清張が売れっ子になって以降の作品の、警官や検事が主人公だとありがちだが、同僚や他人をタダでこき使いすぎ(それでドラマが進 行)。余りの図々しさに時々不快に。清張は担当編集者を資料漁り他で酷使してたので有名。ベストセラー作家が相手じゃ、サラリーマン編集者は拒否できな かったろう。そういう作家の傲慢面が、主人公に乗り移ってる気が。女性が主人公だとそういう”欠点”は感じられない。
12月4日…昨日の「広小路会館」の「古書かんたんむ」のポスター類も、今日の高円寺や「古書会館」もいまいちならぬ、”いまさん”状態。こういう日々も ある。方々歩き回ったので、昨日も今日も映画見物が出来ず。『わたしの渡世日記』(高峰秀子・新潮文庫)に老いた熱狂的ファンとして登場する(異様な写真 入り)、新村出の『新村出随筆集』(平凡社ライブラリー)を。言語学者としてだけではなく、随筆家としても有名だがピンと来ない。いきなり高峰邸を訪れる 非常識さや(俺勲章もらったし偉いんだもんネ)、それに動転し夫婦で京都にまで返礼で足を伸ばす高峰秀子の教養コンプレックスの方が、新村随筆よりよっぽ ど笑える。曽根賢(ピスケン)の『火舌詩集Ⅰ』は、巻末の「ある詩人の履歴書」に詩が及んでない点はやや問題だろう。結構楽しんだけどね。ゴッホや石川啄 木ほどじゃないが、友人には恵まれてる模様。忘れかけた頃には必ず著作が出るものな。
12月1日…毎日熟読する『日刊ゲンダイ』。2大弱点が退屈極まりない読書欄(理由は芸能欄と同じ)、そして古株老衰ライターが打ち切れない芸能欄(吉川 潮は筆頭。”年金補填連載”も大概にしろ)。「記者稼業血風録」なる、ハッタリ過剰連載をダラダラ続けてる、二田一比古も昔からテキトー(名前負け物 件)。99回目じゃピンク映画の旗手、大蔵映画の大蔵貢社長が、「私は女優を愛人にした覚えはない。愛人を女優にしただけだ」と発言した事になってる。お 前はアベかスガか? 大蔵貢が専属女優の高倉みゆきに対してそう発言したのは、倒産前の新東宝社長時代。更に大蔵映画に刺激を受けてロマンポルノが誕生し たの、糞いい加減な寝言ほざいてんじゃねえよ。と、興奮して読者が若返るようにこういう馬鹿を起用? 『悪霊』の際も感じたが、『虐げられた人々』を読み 進むと、やはりナボコフよりドストエフスキーの方が本格ロリではと。ナボコフはくらむぼんだが、ドストエフスキーは内山亜紀だ(好みの等身が違う)。
高崎駅西口の串カツの「田中」(「高島屋」並び)。さすがに最近は空いてるが、チョイ前までは歩道にはみ出たテーブルで、馬鹿声で談笑中の酔い客が多 数。もっと驚くのは、子連れの家族とおぼしき客が結構居た点(今も)。串カツ食いたけりゃ家食いしろ! 親を選べない子供に同情。一種の虐待じゃなかろう か。「親の言う事が聞けないのか!」とか怒鳴られ、嫌々付いて来る子供もいるはずだ。
11月30日…神保町にも出掛けずに、珍しく本業約4時間。肩凝り。疫病都市を17時過ぎに脱出、「シネマテークたかさき」で19時40分開始の『メイキ ング・オブ・モータウン』。観客5人。ベリー・ゴーディとスモーキー・ロビンソンの自慢話がうるさったいだけの、会社公認の凡作ドキュメント(映像版社 史)。成り上がり者経営者って洋の東西を問わず、ファミリーを強調して従業員を安くこき使うんだね。帰りはずっと『虐げられた人々』(ドストエフスキー・ 新潮文庫)。マゾっぽい主人公の性格や行動が、読み手の興味を強烈に引き付ける。
11月29日…副業の間にバーバラ・スタンウィック主演『人妻の危機』(監督・ジョン・スタージェス・’53米)。も…文句無し!(コスミックの10枚組 DVD、『名優が演じる疑惑の世界』収録)。最初の20分は古女房とSEXしたくなるほど退屈だが(既に立ちませんが…)、ガキが事故に遭遇する辺から急 展開(この子が米国版おしんみたいに優秀)。本監督は熟女を描かせると沢田竜治(70年代の売れっ子エロ劇画家)並。『週刊文春』の連載でジュネス企画の 広告塔を嬉々と勤めてる、小林信彦の老衰ぶりを眺めてると、「コスミック頑張れ!」の声に更に力が(さすがに最近は、タモリと初めて会った際のエピソード は登場しない)。小林や川本三郎と異なり、当方は身銭出して買っている(エッヘン!)。両老リベラル文化人は実にだらしない幇間顔してるが、ジュネス企画 の広報担当者は余程の美人?
NHKは受信料強制徴収への、他の大手メディアは記者クラブ特権死守への執念&悪知恵を、本業に注ぎ込めばもっと胸を張って世間を渡れるのに。今でも 堂々と闊歩? 警官に先導されてる実態が、お前ら自身には見えないだけ(裸のチンドン屋)。だから老いぼれも、『日刊ゲンダイ』『東京新聞』『赤旗』『救 援ニュース』の紙媒体だけでなく、ネット上の発信もチェック。それぞれ弱点も。田中康夫(ペット嫌いなのでロッタがうるさい)。町山智浩(平凡な映画評と 津田大介がうるさい。後者を特権的稚児扱いする神経が理解不能。『噂の真相』があれば…)。望月衣塑子(存在不可能なはずの”良心的記者クラブ仲間”への 配慮がうるさい。その忖度の嫌らしさは、ノースリーブの艶姿でも消せない)。田中龍作(自らを”国際的ジャーナリスト”と妄信してるパラノイア振りに唖 然。最近は阿保らしいのでノーチェック。国内取材で得た信用と金を海外でばらまく愚か者。実にアベ的)。寺澤有&浅野健一がやっぱり一番信用出来る。2人 ともユーモア完備なのがうれしい。
11月27日…高崎線の行き帰りで『聖伝』(ツヴァイク・幻戯書房)読了。ユダヤ教に興味ないというか不快感抱いてるので、多分野に比べて乗れなかった が、やはりストリーテラーだ。「埋められた燭台」でユダヤ人を虐待する蛮族は、中東における侵略国家イスラエルそのもの。籠碧が解説で生前のツヴァイクの 嫌われ振りに関して触れている。全然知らなかったが、確かに調子いい野郎だ。彼の悪口だけで1冊の本が出てると。全集で一時は儲けたみすず書房あたりが是 非刊行を(日本芸術院会員の荒川洋治本より売れるかも)。同書、カバーが本体より2センチも短い。無意味な装丁者(小沼宏之)の馬鹿げた自己主張。前に観 た際は何も感じなかったが、高峰三枝子が侯爵と結婚する練習を平民3人相手に堂々とかます、「神保町シアター」の『婚約三羽烏』(監督・島津保次郎・’3 7松竹)、実に不愉快だった。脚本も担当してるこの監督、割と好みなんだが…。
映画雑誌界の最右翼、『映画論叢』の『月刊Hanada』化が止まらない。最新号では長谷川康志なるチンピラが、人種差別主義者・高須克也擁護のために 町山智浩批判までおっぱじめる始末。確かに政治センスに比べ彼の映画批評は平凡だが、対高須では実に真っ当至極。”リベラルは他人の考えを尊重しないまで 堕してしまった”の台詞は、この時期に根拠なきリコール運動を始めたり、勝手に中止したりのイカれた高須他に向けられるべきだ。コロナへも”果たしてわが 国では欧米のように大流行にはならなかった”だと。糞馬鹿根性&低知性丸出し。黙って本来の業務、「デジタル過渡期の映画上映」の連載にいそしんでろ。左 翼嫌い編集長への媚びへつらいだろう(ゲロシャワー)。中川信夫を偲ぶ会の実行委員だそうだが、余り”多様な馬鹿”を紛れ込ませておくと、中川監督の名前 が汚れるぜ。
11月25日…映画見物には行けなかったが、コスミックの10枚組DVD『名優が演じる疑惑の世界』収録、『ミステリー・ストリート』(監督・ジョン・ス タージェス・’50米)で充分に満足。役者は知らない人ばかりだが、柄本明や村上淳、吉岡秀隆レベルの輩は1人も登場せず。画面が終始深呼吸していた。た だ同社の今月の新刊は食指が動かず。明日は西荻窪の「盛林堂」に顔出ししようかな。
11月24日…「シネマヴェーラ渋谷」で『ロケーション』(監督・森崎東・’84松竹)。60人前後の大入り。今日コロナに感染したなら、多分ここしかな いって感じ。本作の製作陣の思い入れは、うっとうしさのみが残る。類した作品この監督には時々。山根貞男みたいに何でもかんでも楽しめる奴に羨望(ホント は馬鹿にしてる)。肉体美絶頂期の美保純&イヴの姿を永久保存する映画として、今後も愛好され上映されよう。大楠道代の良さが相変わらず理解不能(ただの おばさん)。殿山泰司も老いぼれ大根だが、かつら姿には有無を言わせぬ爆笑パワー(一発芸)。帰りの高崎線が地獄のラッシュ。感染経路はこっちかもな。 「書泉グランデ」3階で買ったサイン本、『月ノ光』(花輪和一・青林工藝舎)をコソコソ。『SMセレクト』に描いた「豚女」、手を抜かない傑作だね。早見 純もオイスターも影響を受けている。
11月23日…『悪霊(下)』(ドストエフスキー・新潮文庫)読了。700ページ以上。お陰で他の読書がこの数日間ほとんど出来ず。無論後悔はしてない が…。終わり方は意外に淡白。語り手はわざと曖昧な存在にしてあるのか。残る長編は『未成年』だけ。ここんとこ松本清張とご無沙汰。クリスティーはもう飽 きたが、清張はまた読み始める予定。
最近の日本国は、汲み取り式専用糞まみれ破れ便所スリッパ総理スガが支配するにふさわしい、歴史的にも”稀有な風格”が出て来たな(小池超厚化粧都知事 込み)。マスク食事マナーだ3つだか4つの何とかだ、自分たちは幼稚園の園長気分か。雀の学校の生徒並の記者クラブフヌケ記者をあやしてるうちに、全国民 が同レベルと錯覚したのだろう。なら彼等にもフヌケ連中と同じ年収1000万台を保証しろ。
先週「日高屋」水道橋店(「東西堂書店」並び)でも、つけ麺は品切れと言われた。最初から扱ってなかった? なぜ季節限定商品に。基本的にはラーメンと 同じだろうに。ただ手間と光熱費は余分にかかりそう。ラーメン類の3倍はうまいので継続してくれよな。良く合うビンビールの売り上げが減るぞ。『非国民な 女たち 戦時下のパーマとモンペ』(飯田未希・中公選書)が、題名負けせずなかなか面白い。朝一番に炭を持参して”木炭パーマ”をしてもらう、田舎の女性たちの姿 には思わず笑みが。まだ半分でこれからモンペ編。パーマの下りで疑問に思ったのは、テレビなき時代のラジオと並ぶメディアだった、映画での描写に全然触れ てない点。モンペ編に登場? あるいは著者が興味ないのか。後者だとしたら欠陥かも。
日高屋
投稿者:
fmdb
投稿日:2020年11月22日(日)04時31分37秒
最寄り駅前の日高屋では、ついにつけ麺が終了してしまいました。一年中食わせろ!個人的には「暴動島根刑務所」状態です。二代目岡田社長も死にました。
どうも
投稿者:
いがらしみきお
投稿日:2020年11月 9日(月)12時34分9秒
塩山さん、Mateありがとうございます。「キメツ」、塩山さん的には高評価ですね(笑)。嫁さんと娘は2回観に行きましたが、これは私も観に行くべきか。
アップする画像がないので、スカイツリーでやっている「ぼのぼの」と「カピバラさん」コラボショップの画像を。(笑)
開催期間
11 月 6 日(金)~ 11 月 29 日(日) 24 日間
開催場所
東京ソラマチ 4F イーストヤード カピバラさんサンキュルッとマルシェ併設
〒
131 0045 東京都墨田区押上1丁目1 2
営業時間:
10:00 21:00 4F スペース
アクセス
東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 正面口より すぐ
東武スカイツリーライン・半蔵門線・京成線・都営浅草線
押上駅 地下 3F B3 出口・ A2 出口より すぐ
で、やっています。スカイツリーのショップは私も毎年行ってますが、今年はどうですかね。
模索舎
投稿者:
マート
投稿日:2020年11月 4日(水)00時38分44秒
イベントには行きます!以前、東陽片岡さんのイベントに行きましたが、実に有意義で、今となっては宝のような「ムダな時間」を過ごさせてもらいました。今回は、お店ではなく武蔵境のホールが会場なんですね。アタマがボケてきてるので間違えないよう気を付けます。
下々の者へ(その1912)
投稿者:
しおやま・よしあき
投稿日:2020年11月 3日(火)15時31分44秒
編集済
1 1月22日…永遠と先祖自慢かましたつのだひろ以来の不愉快さ。『東京新聞』の「この道」で、弁護士の河合弘之がが毎日馬鹿祭り。デモ申請をに対して、警 察が許可不許可の権限があるかようなデタラメ吐いたり(コースの調整等は出来ても申請の拒否は出来ない)、スルガ銀行を巡る問題では、自らの独裁的運動方 針を連日自画自賛。こういうスターリン主義者の歩いた後には、必ず糞尿やゲロが枯葉で隠してあるのが歴史の教訓だ。珍しく上信線で中年男性から、”スガア ベタイホ!”マスクをほめられる。おばさんにはよく声を掛けられるし、若い姉チャンも興味深げに注目してくれるが、中高年男性の多くが見て見ぬ振りを。地 元じゃなく、下仁田方面へのハイキング客らしかった。気分を良くして「シネマテークたかさき」で『スペシャルズ!』。露骨なシオニズムプロパガンダ映画で 吐き気(パレスチナでのイスラエルのナチス的侵略行為の最中にこんなものを…)。観客11名。ここは相変わらず半分しか席を稼働させてないが、全面解放前 にまたも地獄を迎えた訳だ。
11月21日…病死はともかく、軽い脳溢血か何かで10年早く動けなくなれば、馬鹿げた吉永小百合映画連打で、東宝に今ほど水を空けられる事態は避けられ たと、心ある東映関係者は思ったろう。あんな能無し根性無し口開きバカボンボンが(『靖国』も真っ先に上映中止に)、最近まで現場に口出ししてたとは驚き 桃の木山椒の木。大川博親子から東映を奪還した岡田茂が、結局は大川博より馬鹿な経営者だったって事(名プロデューサー即名経営者に非ず)。親の遺産を食 い潰したという面では、社民党の福島瑞穂党首に似ている。いくら立派な事をほざいても、選挙を勝ち抜いてない党首なんて風にヒラヒラペーパードライバー。 あるいは人間的には問題あるのかもしれないが、辻元清美や森ゆう子には汗臭いリアリティがプンプン。しかも福島って金持ちなんだよ。ドストエフスキーの小 説にも、この種の蓄財型リベラリストは頻繁に登場する。記者クラブ利権に支えられた朝日、毎日、東京のリベラリズムとも合致。山本太郎はそこらに風穴を開 けるかと期待したが、意外に堪え性のない愚か者だった。
11月20日…中止じゃない様子なので、朝7時台の上信線で上京。雑用を済まして「古書会館」へ。丁度いい混み具合。60~70年代のB&C級雑誌を20 冊ばかり(合計3100円)。値段の割に包装に手間取る、最悪のドブ客と自覚してるので謙虚に支払い。コミガレは先週のまんま(買わず)。帰社して買った 本を自宅に宅急便で送ったり、ネーム指定、あるいは扉のレイアウトをデザイナーに手配したりで、3時間みっちりお仕事。帰ればいいのに、ドラえもんでおな じみの人種差別本出版最大手、小学館経営の「神保町シアター」で『女賭博師 壺くらべ』(監督・井上芳夫・’70大映)。江波杏子、丸山明宏、真山知子といい味を出してるが、顔の輪郭が3人ともそっくりなのが終始気に。倒産直前の 大映に、そういうぜいたくな選択権は無かったか。高崎線で『悪霊(下)』(ドストエフスキー・新潮文庫)。人間の出入りの呼吸が素晴らしい。
11月19日…昨日も休んだのに今日もまた(無論自宅で副業に精勤)。今日は少々本業もあるのだが、疫病都市東京はおっかな過ぎる。明日は上京せざるを得 ないし、来週は更に忙しくなるから。問題は土曜日の「模索舎」50周年記念イベント。南陀楼綾繁の聞き飽きたトークはともかく、古い知り合いも来るので昨 日までは行く気だった。判明してるだけで500人以上。特攻隊精神で参加するのも趣旨に反するだろうし、止めようと今日はほぼ決断。2000円カンパした と思えば何でもない。懐旧の念に酔ってくたばるのも馬鹿らしいよ。家族の涙を振り切れず、討ち入りに参加しなかった、赤穂浪士の塩山某の心境なり(いちい ちオーバーな奴)。土方の10時の休みって30分になったの? 俺が神成組という近所の土建屋でバイトしてた、高校時代は15分が普通だった(裏の河川で ブルトーザーが唸ってる)。
11月16日…昨夜は「シネマテークたかさき」で『ぶあいそうな手紙』。観客12~13人。オーダーメイドの流行りの老人映画。年寄りのうわべだけを小器 用に描く凡作(やはり谷崎潤一郎は偉かったな)。一席置いたところの馬鹿が、上映中に携帯を光らせる。「何してんだ!消せ!!」 慌てて外へ出る糞野郎 (実は性別未確認)。終映後にマヌケ面を拝観しようと思ってたら、多くの類似客同様に字幕終了前に退出。ここはかつての「新橋文化」他とは異なり、客のマ ナーは一般的にいんだが。上信線で『実話BUNKA超タブー』12月号。抽象的政治記事より、「まずいラーメン屋の特徴」「飲食店の超カロリー飯」の方が 遥かに面白い。政治記事も安い取材費で無理せず、寺澤有タイプに原稿依頼した方がいんじゃ。吉田豪のインタビューってどこが面白いの?
11月15日…偉いね荒木太郎。例の”不敬ポルノ”問題で大蔵映画と新潮社を訴えたと。撮る映画は退屈至極だが、記者会見に同席したいまおかしんじ監督も 根性が(しつこいようだが、『れいこいるか』の冒頭で浮気相手の連絡を人妻が受けるが、携帯がスマフォに見えた。阪神大震災当時はもっと細長いのが一般的 じゃ?)。大蔵映画と言えば、『キネマ旬報』の数号前のピンク映画特集がひどかった。同社にインタビューしてるのに本問題には一切触れず、相手の氏名さえ 明らかにしていない。噂では監督にとり屈辱的内容の事前契約を交わさない限り、同社では仕事が出来ないのだと。広告をもらってる訳でもないのに目をつぶる 同誌は、映画専門誌失格(荒木太郎の長文手記を掲載した、『映画芸術』がメディアとして普通なのだ)。”1人電通”津田大介や”トンヅラ批評家”東浩 紀、”皇国のフェミニスト”北原みのりあたりは、荒木のフケでももらって煎じて飲め。
11月13日…「古書会館」の市が休み。高円寺の西部古書会館まで出張。会場まで要す時間は30分前後と両者変わらず(前者徒歩、後者総武線各駅)。”ア ベスガタイホ!”マスクを会場の美女&美青年にほめられたので、調子に乗って6000円分も買ってしまう。軟派系が古書会館より量が多く安い。また来よ う。遭遇した古ツアの旦那とちょいと立ち話。俺と違い、『漫画Q』(新樹書房)や『実話雑誌』(東京三世社)等は物色していないチョンマゲインテリ。
総武線で約半世紀ぶりに『悪霊(上)』(ドストエフスキー・新潮文庫)。マリヤ&粗暴な兄他のご一統様が揃ってる部屋に、ペトルーシャ、そしてニコライ が登場する下りは、まるで歌舞伎の名場面ようで圧倒される。学生時代はこういうスピード、スリル、場面設定の素晴らしさが全然理解出来なかった。くたばる 前にドストエフスキーと親しめて本当に良かった(埴谷雄高他の日本ドス系深刻派が、今考えればかなり接近を妨害していた)。関係ないが「新文芸坐」の古本 部門を仕切ってる、神保町の「@ワンダー」は値付けがベラボー過ぎる。俺の皮膚感覚では相場の約3倍。神保町と比べても2倍。パチンコ屋横のATMだから 許されるのか?「矢口書店」や「ヴィンテージ」が良心的に見えちゃう。
11月12日…神保町の「嵯峨谷」再開は嬉しいが疑問点も。ワンカップ酒の廃止だ。あんな底にチョロリしか入ってないグラス酒じゃ、大盛りを喰い終わるま で持たない。ワンカップの方が店側も楽なはずだし、廃止意図が皆目不明。早く復活を。もひとつは俺の体力老化の可能性も強いが、揚げ物の油に妙に強い胸や けを(キッチン「ジロー」程ではない)。後者はともかくも、前者は早急に善処をと老いぼれ常連は。相変わらず客影は薄く種々大変だろうが。
久々の「シネマヴェーラ渋谷」で『女体』(監督・増村保造・’69大映)。初見。『草迷宮』が冒頭から寺山節大爆発だったと先 日。こちらはいきなり保造ワールドに逆さ落とし。黒パンツ見せつつ踊りながら机でオナってる浅丘ルリ子には(爺様の誤解?)、滝伸次(”渡り鳥シリーズ” の小林旭の役名)を港で見送った10年前の面影はゼロだった(「伸次さんが、遠い空のどこかで見ているような気がする…」「あの人はわし達をいつも見守っ ていなさるんじゃ」と、清水将夫が応じたのは『口笛が流れる港町』だったかどうか)。関係ないが、『昭和の謎99』で藤木TDCが”オナペット”の語源に うんちくを。確かに”トヨペット”の影響は大だろうが、小林旭の「自動車ショー歌」のサビ部分、”あの子をペットにしたくって~♪”も多少は貢献しのでは と(トヨペットの枝分かれに過ぎないか)。
11月11日…自宅の副業は早めに終わったが、高崎に映画見物に行く気力が出ない。何しろここ3日間、『罪の声』『オン・ザ・ロック』『れいこいるか』と 日米の愚作を連日。立ち直れない。昨夜観た『れいこ~』に至っては女中A、あるいは作業員Bみたいなおばさん&オッサンが主役で、下手じゃないけど金出し てこんな連中の顔100分間も観たかないと。口跡は悪くないのに、録音が手抜きなのか台詞がかなり聴き取れないし。割と有名な人だけど、いまおかしんじっ てこの程度の演出家?(「シネマテークたかさき」昨夜7時50分からの回。観客は俺1人)。カップラーメン版森崎東。首都高速下の試写室で有名な国映って 金あんだね(制作元)。もっとも素人目には全予算30万位にしか見えないショボさだったが。
上信線で気分直しに『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)。意外にもこれがつまらない(『れいこいるか』程ではないが)。夢ネタの連続。編集構成が悪 い。吉井駅の辺から『昭和の謎99』に。風俗関連記事はヤボテンで全然分からないが、藤木TDCセンセのお陰でAVグラフ誌について大いに勉強を。奥出哲 雄ほどじゃなかったが、高田次郎は今何を? 10年位前までは、白髪ちょんまげ姿を飯田橋駅付近で時々見かけたが。最近古本屋で、A5判エログラフ誌『ビ バ!ガール』72年9月号を。版元は上井草の鳳苑書房(初耳)。ちゃんと雑誌コードがあるから自販機本の類いでは無い。末井昭が文章やイラストを。カリス マ編集者の修業時代か。俺はこの年に上京。目黒区東山の「熊沢牛乳店」に住み込み、森永ホモ牛乳を毎朝配ってました。後に聞いた話では、女流H漫画家の中 森ばぎなセンセも近所に住んでたと。広くて狭い東京の下層民居住ライン。
11月8日…「109シネマズ高崎」で『罪の声』(午後4時過ぎの回)。観客20人前後か。良く出来てる。吉岡秀隆に類した大根俳優は1人も出てないし (わが青春時代の男女俳優諸君の老化には、自らの汚面を棚に上げてため息)、演出も的確で撮影も安定。しかし世界観は根本的に間違っている。国家権力の悪 辣さを、犯行グループが兄妹を不幸にしたという一点で泣かせ攻撃、前者の罪を帳消しに。北朝鮮拉致被害者の存在で居直り、日本帝国主義時代の蛮行を抹殺し ようとするに等しい卑しい精神。梶芽衣子は全然反省する必要など無い(星野源のふやけ面をメスで切り裂け!)。あれはあれでありこれはこれなのだ。それを 説得力充分に描くのが映画。『スパイの妻』が日米地位協定順守作だとすると、本作は裏金公安警察走狗作。驚いたのは『赤旗』日曜版が本作を持ち上げてた点 (無署名)。あれほど公安に弾圧されてるのにね。ただ確かにあの犯行は全共闘的だった(初期の統制無き精神が横溢)。野党共闘を訴える忍耐強い同党も、民 コロ呼ばわりした連中への恨みは忘れられないか。加えて記者クラブ記者がヒーロー扱いされてるのも滑稽至極(原作者のレベルが知れる)。正しくは”裏金公 安警察&公金取材記者クラブ走狗作”。器は丁寧に作られてるが、中身はゲロ、ビリ糞、鼻糞、耳糞、ふけの五目飯。上信線で『ロンドン生活』他(ヘンリー・ ジェイムズ・英潮社)。無論文句なしに面白いが、同版元の雑な本作りはエロ本屋も真っ青。同じシリーズで作者表記が、”ジェームズ”になってる本さえ。
11月6日…事務所泊まりだった昨日は、昼から一水社の宮崎編集長関連の本業を90分。その後3時過ぎから、半年ぶりのネット上ではない本物の試写会に 「映画美学校」へ。12月25日公開の『ソング・トゥ・ソング』。上の「シネマヴェーラ渋谷」は観た映画ばかりなので、仕方なく山手線で「新文芸坐」へ遠 征。冒頭から寺山節全開の『草迷宮』に痺れまくり。観てたつもりが初見(恥ずかしい)。併映の『さらば箱舟』は真逆の退屈さ。1度熟睡後に目を覚ますとま だ終わっておらず。名のある役者やある程度の予算を用意されると、”覗きの修司”はカラッキシ駄目。『書を捨てよ~』も熟睡した記憶(『ボクサー』も無 論)。久々に「日高屋」ではなく、近所の「龍門酒家」で上海焼きそばをつまみにビンビール&紹興酒。いくらか客も戻ってるのかな。
今日は早朝から古書会館。コロナ対策で連絡先を記入した俺のメモを(書かないと入場不可らしい)、猫の糞を始末するような手つきで箱に放り込んだ、受付 の姉チャンは超胸糞が悪かった。けど60~70年代の興味深い雑誌が多量に安く買え、一転してニコニコ。東京愛書会はいつも充実(中でも「トンボ書 林」)。そのまま今日も「新文芸坐」の予定が、余りに重いので1度帰社。有楽町線で『花様年華』に。実話誌風熟女風俗映画を無理に芸術に見せようとして破 綻。ヒロインの太腿くらいはもっと見せろ。帰社して本業。5時過ぎに「広小路会館」へ。「古書かんたんむ」でポスター類を。これまたまあまあ。今日は早め に帰宅予定で、18時38分上野発の高崎線各駅に。順調なら20時30分前後には高崎に。実際には4時間遅れの24時30分着。高崎駅の信号機故障で閉じ 込められていたのだ(車中の不愉快さは思い出してくもない)。もう1人の上信沿線客と一緒に、JRが手配したタクシーで送ってもらったが、自宅に着いたの は午前2時近く(上信線の高崎駅最終は11時15分発)。事故が起きるのは仕方ないが、日本最大の鉄道会社が復旧に4時間もかかってちゃお話にならない。 没落国家の退廃景色がここにも。スーパー退屈な『ペテルブルグ(下)』(ベールイ・講談社文芸文庫)こそ読み終えたが。ドストエフスキーに比べると鼻糞。
JR東日本高崎支社。先月よりによってコロナ下で1番線ホームを臨時居酒屋に(高崎市内の各種学校へ通う、上信線沿線学生の通学ホームだとは既報通り。 気違い水売り稼業は2年連続のハレンチ振り)。本業を軽視して小銭儲けに狂奔してるゆえの高崎線4時間ストップ大不祥事。この組織、もっともっと凄惨な事 故を起こす予感が。先日同社安全教育へのオベンチャラ記事を大々的に伝えた、『東京新聞』群馬栃木版は事故を1行も伝えず。菅原洋君。黙ってると鼻薬を嗅 がされてるのじゃと誤解されるよ。え、誤解じゃない?
11月4日…年寄りは皆寂しいのだな。宴会ひとつままならずに。高崎駅西口の串カツの「田中」で、オダを上げてる人々の”度胸”がうらやましい。俺のよう な厄介者の所にさえ、はがきやメールがポツリポツリ。用件自体は大した事ではなく、要するに「元気でやってますか?」。口先だけでも心配する振りをされれ ば、やはりいい気分。早速返事を書こうとするが、これがなかなか実行出来ない。メールには比較的早く済ませたが、他は毎週先送り。その間にも元々少ない友 人の中に、コロナで死んじゃう人が出るのだろう。既に葬式を済ませた人も居るかも。エイズ、コロナ。次は一体?(そこまで生きちゃいないよ)
11月3日…「109シネマズ高崎」で『鬼滅の刃』(18時25分の回)。観客30人前後か。楽しめた(75点)。稚拙でくどい泣かせ場面を半分カットす れば78点。列車を降りると縛りが無くなり、かなり画面が遊ぶな。それより気になったのは脚本の名義者。Ufotableって会社になってるが、登記簿や 自社ビルがペン握ったり文字盤叩くのか? かつての邦画界の前近代的独裁経営者、永田雅一も大蔵貢もしなかった暴挙ではないか。シナリオ作家協会は詳しい 説明を求めて、返事によっては強硬に東宝他に抗議すべきだ。所で多数の各種団体が汲み取り便所スリッパ総理スガの、日本学術会議介不当入事件に非難声明を 出してるが、富岡多恵子&高橋睦郎両センセや、荒川洋治センセが会員の日本芸術院の名前が見えない。皆さん岡井隆の次狙い? 普段はカッコ付けやがってる くせに。手当と将来の文化勲章のためにダンマリかい。この連中はソルヅェニーツインやショスタコーヴィチ、タルコフスキーやパラージャノフには永遠になれ ない。スターリンやブレジネフにブリキの勲章をもらった、今や誰も覚えてなヘッポコ詩人や小説家の後ろに涎垂らして並ぶ気なのだ。記者クラブマスコミレベ ルの卑しい物書き。
11月2日…ドストエフスキー以外のペテルブルグが舞台の小説を読みたくて、高崎線で『ペテルブルグ(上)』(ベールイ・講談社文芸文庫)。100Pまで 読んだが相当に難渋。訳者は川端康成の息子の川端香男里。バフチンのせりか書房のラブレーに関する分厚い本の訳もこの人(『フランソワ・ラブレーの作品と 中世・ルネッサンスの民衆文化』)。あれを読んだ際の記憶はもう無いが、本書を(下)まで読み終えるのは大変そう。こういう場合はほとんど訳がヘボなんだ と言われるが、ボケのせいかもしれないので断言はしない謙虚な俺。
深谷の辺から『戦争と弾圧 三・一五事件と特高課長・纐纈弥三の軌跡』(纐纈厚・新日本出版社)に。珍しい名字だから、親族かと期待してたが(親子なら 更にドラマチック)、岐阜県の近所で育っただけと。同地には多い名字らしい。少しガッカリだが、興味深い内容で帰りに籠原の辺で読了。昼間「東京堂書店」 で買った現代右翼特集の、『情況』に。木村三浩はスガに期待したりと、相変わらずのピンボケ(コイツが数百万の斡旋料を受け取りながら一水会代表に居座っ たので、10年以上は定期購読してた『レコンキスタ』の購読を中止)。古谷経衝の悪文も今時貴重な域(途中放棄)。山口祐二郎って奴はちょいと面白い。イ ンタビュアーのY君。たまにゃ事務所に顔出しな。それにしても夕方「神保町シアター」で観た、『愛と死の記録』はひどかった。昔テレビで観た時は特に何も 感じなかったが。『映画芸術』最新号で、野良犬の声で鳴きたがるリボンを付けたスピッツ、寺脇研が珍しくいい発言を。『スパイの妻』の主人公は第731部 隊の資料を米国に渡して告発すると言ってるが、戦後実験データ独占と引き換えに部隊員を罪に問わなかったのは米国。その程度の歴史的常識も知らないのか と。実に真っ当な姿勢。『スパイの妻』は日米地位協定の奴隷根性に則った映画。だからNHKも安心して出資を。”世界のクロサワ”はやっぱりまだまだ黒澤 明の事だよ。
模索舎
投稿者:
漫画屋画像班
投稿日:2020年11月 3日(火)07時41分58秒
HARD BoiLED MOON
投稿者:
漫画屋画像班
投稿日:2020年11月 3日(火)07時41分11秒
日高屋
投稿者:
fmdb
投稿日:2020年10月31日(土)05時47分10秒
い がらし先生の後に本当にスミマセン。でも、重要なことなので。日高屋のつけ麺はいつまで食えるんでしょうかねぇ。現在、富士そばでは「鴨南そば」が期間限 定メニューになってますが、富士そば某店の店長に「一年中食わせるメニューにしろ!」と言ったところ「でも、白髪ねぎのモンダイがあるんですよぉ…」と言 われました。安定してるのは「ゆで太郎」だと思います。これぞ釈迦に説法?
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