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下々の者へ(その1915)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2021年 1月 7日(木)13時28分31秒
編集済
  1 月31日…『東京新聞』スーパー馬鹿記者列伝。砂上麻子の巻。今日の一面半分で(拙宅は統合版)、”手書き感謝つないだ心””東京田端駅駅員が応援ボード 病院からのお礼”。リード見ただけで吐き気。この種の対コロナ”現地の兵隊さんに千人針で感謝路線”、いくら調活費泥棒検察の走狗、高山晶一が政治部長を 勤めるインチキリベラル紙でも、恥ずかしくねえか? 疑問の声は出ねえの? 中日コンツェルンの巨大ビルが完成とも他面で。明大不動産、専大不動産、日大 不動産、そして朝日不動産、毎日不動産、中日不動産、ナベツネ不動産…。大学人もマスコミ人も(それぞれ自称)、馬喰、つまり斡旋屋と考えれば特に腹も立 たない(ホントは立つ)。望月記者他の数名も、内心はウンザリしてるのだろうが。比較的まともと言われててこれ。『東京新聞』のリベラリズムは、朝日や毎 日から老いぼれ読者を強奪するための方便。そう考えると多々納得する。

1月29日…疫病都市東京帰りに高崎駅改札口に出るのが憂鬱。正面パネルに汲み取り便所金隠し裏の飛沫乾燥糞以下政治屋と県民が口を揃える(俺が永久保 証!)、山本一太群馬県知事の白痴面ドアップ映像がエンドレスで垂れ流しなのだ。小池学歴詐欺厚化粧カルタ都知事の、コロナ便乗選挙活動に倣ったのだ。更 に右側パネルには富岡高崎市長の、ダンプにひかれた食用蛙メンチフェイスまで参戦。コロナ対策に首長のマヌケ顔は一切無用。無意味な精神論ばかりの愚鈍物 件ほど、腐ゲロ面を露出したがる。「イオン」で久々に”マリエンバード嬢”に。顔面の吹き出物が更に悪化していた。

 前出の山本”乾燥糞”知事も加担してた、草津町の女性町議官民結託追放運動に関して、『実話BUNKAタブー』でロマン優光が珍しくまともな発言を。け ど政府も悪いが野党も悪いと言った、大新聞の腰引けスタイルが結局は捨て切れない臆病者。佐藤優の商売繁盛以降、この類いが更に増えた。丁半同時に張る奴 が一番信用出来ない。朝から念のために『マンスフィールド・パーク』(ジェイン・オースティン・ちくま文庫)を。やっぱりもう読んでたが、人間描写が余り にも辛辣で面白く、手が離せなくなる。けど750ページ。老いぼれよ。未読のゾラやバルザックが多数残ってるだろう。けど読書は理屈通りにはいかないよ。

1月28日…”こんなに違う夕焼けチャイム”だそうだ。『東京新聞』朝刊の社会面半分にもなる、中村真暁”自称記者”の防災無線に関する記事は、無線の存 在自体が絶対的善との前提に立った、お役所行政提灯記事のサンプル。近所に勝手に設置されて、日夜騒音に悩まされてる住民への配慮など皆無(小奇麗な2葉 のカラー写真がよりむなしい)。冷暖房の効いた役所の記者クラブで、あご足つきの皇族並厚遇をされてるから、こういう勘違い幇間記事しか書けなくなる。各 区の防災無線がコロナへの注意を呼び掛けるとも。テープの説教演説で疫病が消えるのなら、世界中の誰もが苦労はしてないよ。かく無意味な精神論を事実で粉 砕するのが、君らの本来の職務だろうに。中村真暁。早く転職しなさい(電通とかに)。

 上信線で『実話BUNKAタブー』3月号。『昭和の謎99』と違い、再録ばっかじゃないので退屈な記事にも腹が立たない。ただ映画関連記事不足(ヤクザ に興味無し)。藤木TDCや高鳥都(スペルに自信無し)は、こっちでも是非書いて欲しい。一時的に眼腐れ銭が儲かっても再録雑誌の看板じゃ、長期的に損を 被るのは名前&筆一本頼りの物書き。まあ勝手にしろだが。

1月26日…最近はフライと生姜焼きの盛り合わせとでも言うか、スタミナ満点のドストエフスキー、ゾラなどに熱中してるせいか、『幻の女 ミステリ短篇傑 作選』(田中小実昌・ちくま文庫)は、やっこ定食みたいで最初は物足りず。でも半分過ぎると、やっぱり和食も悪くないなと次第に。しかしこのサブタイトル は強引。”怪談短篇傑作選”だろうよ。

 今話題の『映画秘宝』の岩田編集長は、生前同誌のインタビューで鈴木則文監督が、我が子の様に行く末を心配してた人? 杞憂が当たってしまったのか、期 待を裏切られたのかは、もう確認する術はないな。どうでもいいが。官憲に異常に卑屈な日本人が、こういう時はビッグエックス並にガタイも根性も居丈高に。 政治家には平伏してる記者クラブマスコミが、ドジった芸能人に集団リンチするが如し(飼い犬連中も、民主党政権時代は異様に反抗的だったが)。日いずる国 とかで、世界が膝まづくスーパー大和民族が誇る国民性?(ヘラヘラヘラ)。俺は群馬生まれなのに、なぜか日本人の皮を被った韓国人(国籍不明)。全然関係 ないけどさ。

1月25日…「早稲田松竹」で”ユーリー・ノルシュテインの世界”。「新文芸坐」みたいな入り。20人位か。短編6本。最後の『話の話』が一番趣味かな。 眠くなる作風。映画館としては一番完璧なコロナ対策では(昔からお行儀のいいトコ)。「上野オークラ劇場」のチラシがまだ置いてある点がうれしい。山手線 で『19世紀イタリア怪奇幻想短篇集』(橋本勝雄編訳・光文社文庫)読了。『キム』に続いて不要な”訳者まえがき”が。予想通り全体として退屈。比較的面 白かったのが「夢遊病者の一症例」「三匹のカタツムリ」。「未来世紀に関する哲学的物語」は途中放棄。編者のセンスの悪さが濃厚に漂っている。

1月24日…『毎日新聞』の有料ネット配信記事に、中核派への取材レポートが。そのリードで公然たる同派のビルをアジト呼ばわり。失礼じゃないか。アジト とは、共産党本部前に公安調査庁が税金で借りた部屋とか、暴力団の襲撃用アパートの事だよ(国語能力はアベスガレベル)。普段から警察に飼いならされてる から、同じ視点でしか記事が書けない。自称記者は斎藤文太郎。この類いが軍事費を防衛費、自宅に捨てられたコロナ患者を、自宅療養者とか平気で書く。中核 派も斎藤に少し焼きを入れるべき。記者クラブを勝手に占拠、タダで取材に応じた相手を冒涜、その記事を金にするドコジキマスコミ。何がNIEだよ糞馬鹿野 郎。裏金公安警察が支える、火事場泥棒アベスガ内閣の最大支援勢力は、日本会議ではなくNHK以下のお前ら大手マスコミだ。

1月22日…「シネマヴェーラ渋谷」の日差しタップリの白い階段で、『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』(ナボコフ・講談社文芸文庫)を開いてると、異 常な勢いで階段を駆け上がって来る、黒装束の痩せたちび男が(同館は4階)。そのままエレベーター前の消毒液を強襲、シュパシュパシュパ。電車内でも吊り 皮につかまらないタイプ…と思ったがコイツ、黒の皮手袋したまま消毒を。25番の俺の2番前の奴。なるべく離れた席に座わる。『男装』。キャサリン・ヘプ バーンファンには堪らない1本なのかも(俺は特に何も)。高崎線快速で。3人シートの俺から見て右端の席が空く。座ろうとする直前に、中央に座ってた同世 代の貧相な白髪男が、右に寄って”我が予約席”を占拠。仕方なく中央の人に。ホント世の中、引きこもってては人生の醍醐味を味わえない。大胆な白髪男、鴻 巣駅で下車。

1月20日…15時5分からの「シネマテークたかさき」の『戦車闘争』へ。同館前の道路には信号の無い横断歩道が。待ってると車は良く止まってくれるが、 片側2車線なので後方の車が飛び出して危険な場合も(実体験)。良く注意しながら横断中、予想外に左からの車が直前を走り抜ける。ああ危なかった。その直 後にサイレン。暴走車のすぐ後ろはパトカーだったのだ。2人の警官に早速止められた濃オレンジの車。映画館の入口に立って見物してると、一方の警官が近 寄って来る。あなたは被害者なんですが、もし良かったら名前を教えてくれないかと。礼儀正しい感じいい警官だったので(近頃貴重)、早速とも思ったが、” アベスガタイホマスク”して、これから『戦車闘争』を見る者のスタイルではないと考え、まだ時間はあったのに「映画の時間で…」と言って中へ(警官も内心 はほっとしてたり)。

 観客4名。撮影や録音は雑だし(ピンボケ難聴場面多し)、当時の実写フィルムが少なすぎる等の欠陥は多々。だが飽きずに見物出来た。革マル派は今も昔も だろうが(当時から電通真っ青の宣伝上手。その姑息さへの証言もしっかり)、現在と異なり超唯我独尊時代の日本共産党の、戦車阻止闘争での恥ずかしい実態 もズバリ(逃げ込んだデモ参加者を機動隊に献上)。これじゃ『新世紀』や『赤旗』に紹介記事は掲載されない。資金不足でTBSなどから映像が買えなかっ た? 映画というよりスクラップ1冊読まされた感じも。チラシはカッコいい。館内ラックに自衛隊員募集のパンフ。創立者故茂木支配人時代には有り得なかっ た光景。今の”女性総支配人”は、高崎市と癒着した”群馬の高野悦子”が目標らしいから、そのうちに市長の選挙ビラが館内にベタベタ貼られるかも。

1月19日…「神保町シアター」で『俺は田舎のプレスリー』(’78松竹)。観客20人前後。公開直後。絶頂期の蓮實重彦が絶賛したので有名に。初見だっ たがまあまあ(「大塚名画座」で観たと勝手に記憶を捏造していた)。ワンシート置いた所に座った爺様が、どうでもいい場面でいちいち笑う。闇の中でガンを 飛ばしたが効果なし。仕方なく(さすがに笑うなとは言えない)、わざとらしく荷物を持って2~3列先に移動。期待してなかったが、さすがに静かになった。 類した爺様が2~3人居て都内の名画座を彷徨。片っ端コロナでくたばって欲しい。

1月17日…『東京新聞』投書欄にはアベの居直りを許すなといった、紙面よりよっぽどストレートで良質な文章が掲載される。なのに下の記者様の囲みはホン トにロクでもない。先週も編集委員の五味洋治が、韓国の検察改革についてうんちくを。違うだろうよ。お前が論じるべきなのは巨悪のバイアグラ、ないし安眠 枕と化した日本のインポ検察。少なくとも韓国の検察は仕事してるじゃん。日本の検察が捜査するのは、権力者とは無縁な小悪党ばかり(一種の予算消化)。1 日307万も7年以上血税を濫費してた便所スリッパゲス野郎が、平然と総理大臣になる土人国家で、浮世離れした寝言吐いてんじゃねえよ。この種の保身記者 が圧倒的多数なので、便所スリッパも学術会議にも手を出したのだ。「こいつらは記者クラブ制度と年収1千万を保証しとけば、何しても文句を言わない乞食野 郎どもだ!」と見抜いた上で。NHK以下の大手記者クラブマスコミ。日本で唯一の賤業だ。水飲み百姓の子せがれでホントに良かった。

 ここ数日はまだ気温が高いが、遺跡の発掘調査ってハードな仕事だ。身を切る空っ風の中での軽労働。もう少し重労働なら体も暖まるが。古代のロマンどころ の騒ぎじゃない。時給2000円でも御免だ。実際はどの位? 高崎駅下のマクドナルドは、貼り紙に1050円と。マリエンバードお嬢さん最近見ない。ヘン テコな魅力の『探偵心理 無邪気な殺人鬼』(宮野村子・盛林堂ミステリアス文庫)をコタツで。なるほど。

1月15日…20人位しか入ってない「神保町シアター」で、『鞍馬天狗 青銅鬼』(監督・並木鏡太郎・’52新東宝)。ホント、並木監督の演出には艶があ りいつも惚れ惚れ。撮影(平野好美)も安定。大佛次郎の原作にあるのか脚本家(高橋博)のアイデアか不明だが、杉作が海老状に縛られて梁に吊るされる下り が。今なら絶対許されない”ショタ緊縛”。でもどうせなら岡っ引きの女房役、宮城千賀子をと誰もが思ったろう。高崎線で『キム』(キプリング・光文社文 庫)の間にと、「書泉グランデ」で買っといた『昭和の謎99』春号。パラパラとめくるが未読の記事がほぼゼロ。過去の返品を綴じ直したのか? 昔からの方 針なのか、編集費を巡る編プロと版元の抗争の影響かは不明だが、再録に関しては犯罪者に近い経歴の俺も呆れて網棚に即ポイ。再び『キム』に。上信線最寄り 駅には10時過ぎに。俺が降りると客はゼロ。終点の下仁田駅まで2両編成で冷気のみを運ぶ訳だ。

1月14日…「シネマテークたかさき」で、17時20分からの『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』(配給会社彩プロの馬鹿どもも、良くこんなハレンチ な副題が付けられたと唖然)。観客11名。昔から音楽が好みでないグループだが、類似客にも楽しめるような手間暇かけた映像的配慮が(予告の『音響ハウ ス』のチープさが際立つ)。生き残ったロビー・ロバートソンの見地から(原作)。死んだメンバー周辺の証言をもっと増やした方が、映画としては深みを増し たろう。20時からの『記憶の技法』も観る予定だったが、自粛で中止中止に。これまたひどい題名。いくら前現総理が文盲以下でも、自国語をもう少し信頼し たらどうか。

1月12日…冷え冷えとした高崎線で『名残の山路』(岡田喜秋・ヤマケイ文庫)読了。退屈では無いが、約半世紀前の『日本の秘境』(同)に比べると、『蒲 田行進曲』での階段落ち並の落差が。何かとエラソーな描写も不愉快だし(この世界では重鎮なんだろうが、一般読者には無関係)。鈴木清順監督で言えば、 『野獣の青春』の次に『ピストルオペラ』観たような感覚。もうきっと読まない。興味の分野外だから中抜き読書もある意味合理的。熊谷駅の辺から『キム』 (キプリング・光文社文庫)。他の文庫で呼んだような気も(勘違い)。訳者、木村政則のくどい前書きに激ゲッソリ。アホの職権乱用の暴挙は止めろよ担当編 集者! 実際の中身にはグイグイと引っ張られてますが。

1月11日…いがらしの旦那も遂に”巨匠”か。俺も1度くらいは言われたかったな。”下品な悪口の巨匠”とか(トホホホ…)。メルアドを消してしまった様 子なので、巨匠にヤボ用をファクスしたら、ずっとお話し中で通じず(3回失敗)。既に文化財級通信手段は撤去? 意地になって今日は郵送でもするか。『昭 和の不思議101』、結局神保町では見かけず。「書泉グランデ」も前号はまだ平積みなのに。副業の間に『ヒッチコック映画読本』(山田宏一・平凡社)読 了。内容に特に異議は無いが、いつもながら誉め言葉が語彙&比喩不足なので後半では飽きが。川本三郎にも当てはまるが、寅さん映画同様にその方が安心して 読めると、固定ファンが出来やすいかも。昔は俺もその1人だったが、さすがに最近は両者の新刊を買わない。小林信彦は小説以外はまだ何となく。考えればこ の人の文運は、文字通りのジェットコースターだった。俺が生意気盛りに頂点を極めた人だから、回顧的についね。最近は亀和田武や中野翠のような、オベン チャラ上手の若手コバノブファンも現われないね。

1月10日…「シネマテークたかさき」で『大コメ騒動』。15時50分からの上映観客11名。愚作。脚本(谷本香織)がホントにひどい。『サイレント・ トーキョー』真っ青。白土三平の漫画並にナレーションがうるさいのに、喋る当人までがしゃしゃり出るおぞましさ。関係者は観てて恥ずかしくねえのか。日本 の社会派映画の欠点だが、警察の悪徳振り描写がまず甘すぎる。米屋の飼い犬なんだから、賄賂を左時枝(好演)からもらう場面をキッチリ出さなきゃ(貧乏人 同士が裏切って安く米売ってもらう下りはなぜかしつこく)。新聞記者性善説にも失笑。読売や北国新聞にはした金出してもらったせいか、実に小まめに配慮 を。シベリヤ侵略の皇軍批判までは端から期待してなかったが、ここまでの腰抜け映画とは。『博士と狂人』でのショーン・ペン並の大根芝居で、室井滋がより 映画をチャチに。夏木マリと石橋蓮司は水準。井上真央は口に綿でも含んでるのか?(観てて苦しくなった) 大役すぎましたね。マリンバードお嬢さん、今日 はイオンで見掛けず。内心ホッ。

1月9日…『サンデー毎日』77年3月27日号の読書欄を開いてたら、『鏡の街皮膚の町』(筑摩書房)を出したばかりで、ベストセラー作家以前、怪しい前 衛芸術家時代の赤瀬川原平への著者インタビューが(署名は”山”)。模造千円札冤罪裁判に絡めてズバリ。「新聞というものは警察情報をそのまま垂れ流す” 警察官報”のようなものである…」その後40余年。記者クラブギルド体制下、腐敗はより深く茶番化してるのだから笑えない。同誌の著者インタビュー、今は 南陀楼綾繁もやってると。ロクなもんじゃないだろう。ロクなもんじゃないと言えば『東京新聞』読書欄も同列。つまらない上に、毎週のように岡崎武志や南陀 楼の名前を見るのでムカついてたら、今日は荻原魚雷までが。『赤旗』も似たメンバーを良く使うが、知り合いの商売繁盛ぶりはホント腹立たしい。とっくから 購読中止にしたいのに、女房に押し切られてる情けなさ。新聞は『日刊ゲンダイ』+日刊&日曜版『赤旗』で充分。他は皆同じ。

1月8日…高崎線、新宿湘南ラインに比べて上野経由は疫病下でも結構混む。”アベスガタイホ!”布マスク&不織マスクの二重装備で上京。車中読書にはやや 重すぎる『どうにもアトリエ日記』(野見山暁治・生活の友社)。高田博厚の彫刻が歳を重ねるに従い駄目になってると率直に。しかしそれは、何年か前の「近 代美術館」での著者の展覧会でも強く感じた。自分だけは例外に見える? 個展の略歴に文化勲章受章者と書かれて立腹したり。ならそんなもん端からもらう な。アベのアジアへの傲慢さに一時的な留飲を下げたり、仕事、思考、日常においてボケ始めてる事実がリアルに。100歳じゃ仕方ないか。あらゆる芸術家及 び一般人がたどる道程だが、恥部も訂正せずに本にする所は昔の気概をやや(恥部と思ってねえのかも)。

 「シネマヴェーラ渋谷」、最終回20時前後からの上映が中止になるとの掲示。最終回じゃ帰宅できなくなるので俺には無関係だが、「前橋シネマハウス」のようにロビーでの飲食一切禁止なんて暴挙にだけは走らないでくれ。

1月7日…一昨日の日刊『赤旗』訃報欄に山口孝明大名誉教授の名前(83歳)。70年代半ばの学生時代、大学の役職に就いてて当時から日本共産党支持者 だったため、夜間部自治会学苑会を牛耳ってた反帝学評(社青同解放派)に、何かと吊るしあげられていた(旧大学院前あたりで)。動員された小心な俺は内心 同情を(「山口、自己批判しろ!」とか表面上は連中の口車に乗りつつ)。ただ指揮を取った多くの連中は内ゲバで殺されたり廃人になったり。83歳は今は長 寿とまでは言えないが、経歴はその後も華やかだった様子。当時の学苑会委員長、Sさんはお元気なのか?(一時、明大松陰寮に居候させてもらった恩義あり)

 その日刊『赤旗』のスクープ、官房長官時代のガースー総理が、官房機密費を7年間に渡り”毎日”307万も濫費してたスキャンダル。『日刊ゲンダイ』が今日記事に。この問題に対する姿勢は、メディアのレベルのリトマス紙に。まあ利益享受者どもが記事にする訳ねえか。

1月6日…『東京新聞』も大多数が馬鹿記者。今日の最終面もひでえ。リードが”世界が認めた星空”。読めば神津島の星空環境を、米国のNPOが認めただけ の話(事前に税金遣って島中の街灯の大修理まで)。”世界的馬鹿記者”よ、根拠無く無意味なナショナリズムを煽るんじゃない。ちゃんと自分の”汚名前”も 記入しろ。「学校と新聞」なる連載も長いが、無名市民なら数百円の万引きでも実名報道なのに、エロ警官は書類送検されても匿名扱いのハレンチ紙面を読んだ 生徒は、君らを軽蔑するだけだよ。「民主主義のあした」なる新連載ではさっそく香港問題を。NHKのドキュメンタリーや田中龍作じゃあるまいし、まずは足 元から見つめろ(幇間内閣記者会の痴態とか)。自らの懐の痛まない場所での問題なら、誰でも月光仮面になれる。「高崎電気館」の男はつらいよ3作品の上映 は、連日同じ順番(11時・1時・3時)。まったく意味不明。毎年こういう馬鹿を?
 
 

どうも

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2021年 1月 6日(水)12時56分13秒
  塩山さん、あけましておめでとうございます。Mateもありがとうございました。
今年もコロナで明けてしまいましたが、30年やって来た仕事場を3月でたたんで、4月からは自宅で仕事することにしました。もう年金ももらいはじめましたからね、いよいよ老後のはじまりです。
画像は去年12月に出版したweb連載の「ふつうのきもち」という作品です。画像がデカすぎましたかね。ひとまず今年もよろしくお願いします。
 

杉作さんのラジオ

 投稿者:竹下  投稿日:2021年 1月 2日(土)18時03分29秒
  先日、愛媛で放送中の杉作J太郎氏のラジオで、塩山さんのお名前が。
『網走番外地』を塩山さんに誘ってもらい、文芸座で観たと。
その後、奥さん手作りのおむすびを沢山もらった、と。塩山さんは、厳しい編集者だったが、(具合が悪く原稿を持参出来ないと電話すると、「もう、いらない」と切られたり)そうやって接して貰えて、感謝している。
と仰っておりました。思いがけず、塩山さんのお名前を聞いたので、ご報告させていただきました。
 

日活アクション時代の渡哲也

 投稿者:ダーティ・松本  投稿日:2020年12月31日(木)22時19分24秒
  演歌時代じゃなく 日活アクション時代の渡哲也の曲を聞きながら
2020年の最後の1日を。
「星よ嘆くな」「海は真っ赤な恋の色」「荒野の赤い花」
……いい曲がいっぱいあって いささか照れながら
なげやりでぶっきらぼうで、それでも生真面目に歌う若い頃の歌は今聞いてもなかなか魅力的♪
本人は「歌はいいかげん……」と言いつつやはり才能は
あったんだと思うし、アキラのように「歌謡ショー」を
続けてやったら2財産くらい稼げたかもだが……
まぁこれも人生。

ファンはCD聞いたりYou Tubeで偲べばいいか。。。。

●『渡哲也 ゴールデン★ベスト~日活ニューアクション時代』や
You Tubeなどで♪

純愛のブルース ☆ 渡哲也 ☆デビュー曲

http://rx.sakura.ne.jp/~dirty/top.html

 

映画紹介

 投稿者:漫画屋  投稿日:2020年12月30日(水)09時04分50秒
   

絲山秋子展

 投稿者:漫画屋  投稿日:2020年12月30日(水)09時03分31秒
   

下々の者へ(その1914 )

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2020年12月16日(水)15時25分6秒
編集済
  1 月5日…高崎線も神保町も人影が薄い。「神保町シアター」に『弥次喜多道中記』を(確か2度目)。30人以上の入りだったが、シートにテープが貼られ再び 半分稼働に。撮影は凝ってるが(石本秀雄。同業者に石本種男ってサーファー親父も)、有名な『鴛鴦歌合戦』に比べると相当乗りが悪い。帰りの高崎線も空い てるかと期待してたら、激密状態で大宮まで座れず。『定本日本の秘境』(岡田喜秋・ヤマケイ文庫)を気持ちよく読了。著者は94歳でご健在と。他の本も読 んでみたい。本庄の辺から『制作(上)』(ゾラ・岩波文庫)。鮮やかな導入部から朝の官能的場面へと。大胆過ぎて通俗呼ばわりする暇が無い。今夜も高樹駅 西口、「イオン」イートンコーナーに例の女性が棒立ち(『去年マリエンバードで』スタイルで)。脇に椅子があるのだし、座れば楽なのに。気が弱いのだな。 官房長官時代のガースー総理が毎日307万遣う一方で、こういう彼女や彼が全国で激増中なのだ。でも結局は1000円札1枚カンパする度胸のない、口先小 心老いぼれ。『赤旗』の後追い記事全然出ない。共犯のゴロツキ自称ジャーナリスト共が、率先してゲロする訳ねえか。

1月4日…今朝の『赤旗』によれば、ガースーは平均すると毎日307万の官房機密費を2822日間に渡って濫費しまくってたことが、情報公開請求で明らか になったと。月じゃなく1日ですよ。そんな事は一般紙でもやれるのに黙ってる所を見ると、記者クラブ所属の自称記者諸君は、日頃から税金で餌付けされてん ですね。せめて”『赤旗』によれば~”のリードで後追い記事でも書けばいいのに、根拠ゼロのプライドが邪魔すんでしょう。ホントおかしな連中だ。その『赤 旗』にも容赦ないのが浅野健一。”外ではワッショイ内ではファッショ”の、同志社大関係者を起用し過ぎると批判。『赤旗』の長所もほめるが、絶対にえこひ いきしないのはさすが。大手マスコミからエサを放られるのを、チンチンしながら待ってる津田大介や森達也とは根本的に異なる。執筆の機会を与えられてるせ いか、ボンクラ雑誌筆頭『創』には甘すぎるが(一部のまともな書き手も馬鹿に見える不思議な誌面)。『創』や『救援ニュース』の体質批判も是非(かりの会 ~北朝鮮在住よど号グループ~の毎月連載は異様。稀少性があるとはいえ、ダボラは季刊で味わえば充分)。

 杉作のラジオは東京でも聴けると、以前みちくさ市で退屈男が言っておった。奴にもしばらく会っておらぬな。「日高屋」の社長は七味唐辛子に怨恨でもある のか?(御飯のおかずにさえしてた、七味中毒の親父が心筋梗塞で死んだとか、初恋の人とデートした際に、自分のたぬきそばにかけ過ぎてくしゃみ、彼女の顔 をベタベタにして大失恋したとか)常時テーブルのコショウの脇に置いても、全然問題ないと思うが。とても経済的見地だけからの処置とは思えない、異様な排 斥振りで昔から違和感を。

1月3日…今年初の映画見物は「高崎電気館」の『男はつらいよ ハイビスカスの花』(’80松竹)。過日の『コルトは俺のパスポート』上映トラブルの際に 戴いた招待券で。15時からの上映観客13名。最初は池袋の「日勝文化」の封切りで。無論満席に近かった。本作がシリーズ屈指の傑作であるのは、観てる間 にヒシヒシと(去年死んだ松田政男は、本シリーズとトラック野郎のキンキンの悪口をホントにしつこく言ってたな。自分が時代とずれてくことへの焦りも、今 思えばあったのだろう)。吉岡秀隆が出てない頃は安心して楽しめる。当時は俺26歳で独身(遠山企画の社員)。エロ劇画の絶頂期で、安月給ながら良く働い てた。上信線で『定本日本の秘境』(岡田喜秋・ヤマケイ文庫)。初めて読む人だが、人間としての気骨が行間からビシバシ。

1月1日…コロナで子供が帰らないので、老夫婦でいつも通りのお仕事(例の副業)。昨日の焚火で燃やし残した裏庭の枯れ枝類をと思ったが、空っ風が強いの で止める。いい加減で曇らないかな。晴れた日より本やポスターやチラシが、しっとりとリアルでカッコよく写るのだよ(ヘボモウロク自称商品カメラマンで も)。ネトウヨ映画雑誌『映画論叢』初出時にほとんど読んでる、『映画「評論家」不満』(重政隆文・阿吽社)を改めて半分まで。やっぱり面白い。阿部和 重、加藤幹郎、北野圭介…良く素面で表が歩けると感心。そもそもアベスガ並に羞恥心など端から無いのだろう。海外の決死的ジャーナリスト物映画の公開の度 に、『キネマ旬報』で暗に日本にしかない記者クラブ擁護記事を書いてる(社論通りに)、石飛徳樹には甘すぎるが。同誌の映画本ベストテンは、重政大将1人 に任せりゃもっと盛り上がる。馬鹿を20人も30人も集めても無意味。

12月30日…昨日東京堂で改めて気付いたが、最近は発売直後にもちくま文庫だけのコーナーって消滅しちゃってるのな。唯一購読してる版元PR誌『ちく ま』の新刊予定でも、文庫は10点も出てないようだし。加えてほとんどが自社他社を問わない焼き直し本。毎月のちくま文庫全体の予算枠が決まってるのか? (ピンク映画の永遠予算枠約300万のように)東京三世社や平和出版クラスだと、エロ劇画誌は原稿料予算が1誌100万前後だった。ちょっと稿料が高い劇 画家、例えば沢田竜治や入倉ひろし(別名コピー劇画家)、前田俊夫(童顔の色事師)を使うと超過するため、再録を1本入れたり。それで返品が特に増えな かったりすると、調子づいて再録を2本にしたりも。そして次第に劇画は読者に見放された(無論、理由はそれだけでは無い)。今のちくま文庫の有様には、前 出のような70年代末のエロ劇画誌事情をふと(ちなみに沢田竜治で稿料1ページ8000円前後だった)。同文庫の漫画アンソロシリーズも要は苦肉の低ギャ ラ対策で、読者のカラ涙を誘うな。ちくま文庫に恩義ある者としては特に。各部門の編集者に記者クラブ記者同様に、居直り精神が全然感じられない。「生きて るんだろうお前ら?」とつい。金井美恵子が原稿落とした『ちくま』は、読むべきページも」ほぼゼロ。

 作夜、高崎駅西口のイオンで新人女性プチホームレス嬢をまた。パーマは延び切り、頬に吹き出物が。ビニールのショルダーバッグはペッチャンコで、靴下こ そ履いてるが夏物サンダルなので、見てるだけで震え。人の良さそうな顔した娘だが。今日はコーヒーは飲まずに、ただ立ち尽くしていた。今年最後の映画は 「シネマテークたかさき」の『燃ゆる女の肖像』。悪くなかった。観客15人前後とココとしてはいい入り。召使いを交えた3人のなごみ場面がくどい(画面も 失速)。ここら中心に20分カット、100分に収めれば傑作(実際は122分)。

12月29日…田村も小宮山も既に冬休み。「書泉グランデ」「東京堂書店」を駆け足で。後者で『映画「評論家」不満』(重政隆文・阿吽社)他を。重政の名 前は『キネマ旬報』誌面で1度も見た試しが無いが、最新号にちゃんと広告を。同誌編集部と異なり太っ腹な著者と版元だと感心。半蔵門線で「シネマヴェーラ 渋谷」へ。相変わらず40人以上の大入り。プレストン・スタージェス監督だから期待したが、『七月のクリスマス』には全然乗れず。脚本が見え見えだし、共 演のエレン・ドリューが西川口の場末のスナック、「来夢来人」ママみたいで凄く下品(特に彼の専用部屋で、毛皮のコート姿で社長を口説く下り)。高崎線で は相変わらず『未成年(下)』(ドストエフスキー・新潮文庫)。これだけの愚か者が主人公の小説も珍しい。しかも退屈させずに読ませるのだ。恐ろしいよ天 災や天才は。

12月28日…「シネマテークたかさき」で『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』と『異端の鳥』を続けて。各観客6人(間にファミマで買った弁当をロビー で。くたばれ「前橋シネマハウス」!従業員も館内じゃ飲食してねんだろうな?)。後者はただ長いだけで、当てようとの邪念が露骨な通俗的凡作だが、前者は 面白い。配給元(ザジフィルム他)がもっとまともな邦題を付ければ、韓国映画ファンの多い高崎ゆえもっと当たったろう(ざとらしいエピローグは不要だし意 味不明だが)。そういや左上に”セキュリティ保護なし”の警告が出始めて以降、ますます本欄のアクセス数が減った。以前は150前後あったのに、最近は頻 繁に100を切るようだ。枯れてく感じは書き手と共鳴してて悪くはないが。

12月27日…富岡市在住の群馬の老いぼれが高円寺の市まで出張る。高崎線での読書は『未成年(上)』(ドストエフスキー・新潮文庫)。『悪霊』や」『カ ラマゾフ~』に比べるとかなりアレだが、所詮はバルザックやディケンズ他の高レベル小説界での無理な品評会(ゼイタク!)。『週刊文春』や『週刊現代』の アングラサイケ時代の物を約10冊。その足で西荻窪の「盛林堂書房」へ。売り上げは例によってだが(6000円チョイ)、『過ぎ去りし不幸』(ダンセイニ 卿・盛林堂ミステリアス文庫)の素晴らしさについて、小野店長としばし。同シリーズの『戦争の物語』(同・同)は彼の表向きの顔だが、『過ぎ去りし~』に は本音が出ている等。お客さんはひっきりなし。第一次大戦をドイツ・オーストリア側のインテリからの視点で描いた、ツヴァイクの『昨日の世界』にはほとん ど触れられずにおいとま(商いの邪魔)。

 中央線沿線や高崎も凄い人出。当然、年明けは阿鼻叫喚だ。イソジン府知事やかるた遊び都知事、5万円ステーキ官房機密費でゴッツアン便所スリッパ首相の 元、未だガースー内閣を支持の4割の愚民も、以外の国民もバタバタ死んで行く。フィリピンやビルマ等の外地で餓死するよりマシな気も当初はしたが、愛着あ る景色や家族に見守られながら、人々が国家に捨てられなす術もなく棺桶に入る様は、よりみじめで残酷かつグロテスクだ。過去に学ばない陛下の赤子が、10 00回は歩まねばならない道行だが(アスファルトではないただの泥道なのに、路面は踏み固められて鈍く光っている)。

『昭和の不思議101』がどこにも無い。各種コンビニはもちろん、最後の砦である「書泉グランデ」1階にさえ影も形も。乳首か陰毛が出ててコンビニ入荷拒 否されたとか? ミリオン出版は神保町への途中だが、白髪爺さんがエロ本をわざわざ買う気にも。在日朝鮮人映画の特集記事が読みたいのに。『日本暴力列島  京阪神殺しの軍団』とかが論じられるのだろう。

12月25日…コミガレのレジに珍しく美女(普段は汗臭い野郎)。中国語の森山大道他の3冊の単行本を。その際に、”アベスガタイホ!”マスクの撮影をリクエストされる。もちろん快諾。昨夜の「前橋シネマハウス」での超不愉快な体験が吹っ飛ぶ。

 24日夜。上映前に同館ロビーで弁当食べてたら、小太りの白マスクあんちゃんに居丈高に、「ここは飲食禁止だ!」と怒られたのだ。場内では今はどこでも そうだが、ちゃんと椅子のあるロビーでんな寝言並べられたのはお初.。しかもあんちゃん(にあんちゃんじゃない)、注意後もなかなか立ち去らない。「この 弁当の残り、外へ出て立って喰うのか? これはともかく喰わせろヨ」(近所のスーパーで買ったハンバーグ&クリームコロッケ弁当)渋々立ち去る、官邸のア ベノマスク考案者似のエラソーなあんちゃん様。トイレの長たらしい注意書きによれば、一切の飲食を禁止したのだと(販売&持ち込みも)。つまり映画は腹空 かして喉からから状態で見よと。ここは実質前橋市市営。いかにも責任逃れしか考えてない担当部署の、小役人的発想。本来現場は観客の立場に立たねばならな いが、ここの連中は”映画を観せてやってる”としか考えていヒラメ揃い。高崎市営の「高崎電気館」や、一応は独立経営の「シネマテークたかさき」が、「前 橋シネマハウス」の愚行を猿真似しないように期待(高崎の両館は館内以外の食事は禁止してない。無論館内でも飲み物はOK)。

 さて観客俺1人で観た『シカゴ7裁判』。アメリカ製社会派映画の器にスッポリ収まった出来で、「なるほどね」と思ったのみ。今夜は「神保町シアター」の 『按摩と女』へ。コロナ対策が強化されていた。椅子もない通路のようなロビーが食事禁止に。都内初の「前橋シネマハウス」か? さすがにそこは民間。飲み 物までは禁止されてません(館内も)。「シネマヴェーラ渋谷」や「新文芸坐」は、ロビー管理強化に踏み込まないで欲しい。観客統制が昔から大好きな、「早 稲田松竹」や「ギンレイホール」は、飲み物まで禁止するような愚行こそしないだろうが(「前橋シネマハウス」への皮肉)、荷物の検査位は令状無しでしそう な気も。人間の尊厳まで差し出して観るべき映画なんて、この世には存在しない。

12月22日…近所で遺跡の発掘調査が始まり半年以上。夏は脇を通るだけで息苦しくなったが、空っ風の吹きすさぶ冬場の作業も地獄だ。半分は終了して既に 埋め直した。残り半分の調査は来春まで続くと。農地の区画整理前の事業(勝手に草刈りされた俺んちの畑が隣接)。作業員や各種重機の数も半端ではない。学 問は金がかかるな。でも何もしてない口入れ屋のパソナや、ピンハネ馬喰業の電通に大金をバラまくよりはマシか。ただ”遺跡発掘調査産業”にも、悠久のロマ ン一杯の汚職等は当然あるのだろうな(ゴッドハンドもあるでヨ)。松本清張の古代物が読みたくなる。

 ”報道のプロがニュースの深層をライブ配信で徹底解説!480人先着/全3回4500円”22日の『東京新聞』の自社広告。腐敗記者クラブ記者のエース で、政治部長の高山晶一他がニュースの深堀りをしてくれると。同紙の一番駄目な連中が束になった失笑企画。これ一種の社内抗争では? 文藝春秋も三浦瑠璃 などを重用してる、新書や月刊『文藝春秋』はかなりイカれてるし。チンコロ高山よ、そんな暇があるなら官房長官記者会見の1社1人規制を撤回させ、早く望 月に質問させろ。

12月22日…つけ麺がメニューから消えた後の「日高屋」。仕方なく主にチャーハンを。けど味噌ラーメンもいいと最近気付く。メチャクチャ熱いのが特に。 最後の”もやし救いの段”までヒーハーフー。ビンビールと行きたいが今日は禁酒日。それより何より、もう1カ月以上外飲みしてないよ。「シネマヴェーラ渋 谷」帰りに飯田橋駅東口の「日高屋」で、低能ネトウヨ映画雑誌『映画論叢』や、本邦唯一の知的”高級新聞”『日刊ゲンダイ』片手に、ゲソ揚げでビンビール を傾けるのは至福の時だった。やだなあ。このままマザコン白痴アベ&便所スリッパガースーの自国民ジェノサイド計画で、おめおめと殺されるのは。

 高崎駅1~2番線ホームの立ち食いそば屋で(猛烈に汚いゲロ店舗)、俺らが子供の頃見たコジキイメージそのままの女性ホームレスを(肥満タイプ)。あの 派手な外見じゃ、管内から早く追い出そうとの思惑の、裏金ゴロツキ警官から意地悪されて大変だろう。でも上州は女性ホームレスに優しい。駅周囲に定着すべ きと思うが。札幌の佐々木みずきとメール交換。今は自宅勤務プログラマーだが、やはりコロナの影響は免れてないと。あ、今月は『北方ジャーナル』をまだ 買ってない。注文しよう。上信線で『昨日の世界Ⅱ』(ツヴァイク・みすず書房)。第一次世界大戦を甘く見ていた(大日本帝国は露骨な火事場泥棒で、世界を 甘く見るキッカケを悪学習)。なるほどにな。

12月21日…余り時間に合わせて映画を選択するのは最悪と昔から痛感。しかしやむを得ぬ場合も。昨日の『私をくいとめて』(脚本監督・大九明子)も。ダ ンゴみたいな愚脚本で132分も強いられた観客の多くが、喰ってるだけののん嫌いになったと推測(「109シネマズ高崎」8で。観客15人前後)。字幕に プロデューサーの名前もあったが、めくら判押すのだけが仕事? お茶くみOLがホイホイとイタリアにも沖縄にも旅行出来るのがそもそも謎。そして今夜の 『ハッピー・オールド・イヤー』。「シネマテークたかさき」で俺1人の独占鑑賞。脚本も工夫されてるし、役者も達者。けど大欠陥が。主役のチュティモン嬢 が破壊的な大根(ファッションモデル向き)。ただ自分では演技派と錯覚してるらしく、顔面ヒクヒク芝居をドアップで容赦なく(のんもやたらアップが多かっ た)。気の毒な高度演技派共演陣。嫌われる役柄ではあるが、それを不快な演技でやられては往生。実母に「身勝手!指図するな!」罵倒されるが、観客の気持 ちでもある。演技は分かってるらしい監督が、なぜこういう勘違い役者を選んだのか謎。彼女のせいで金が集まったのか? チラシのデザインもアメリカのド ラッグ物映画のパクり。題名はそのうちに。

12月20日…先週だかの『東京新聞』の「こちら特報部」面で、ガースーの地元での評判特集が。悪評ばかりだったのは予想通りだが、驚いたのは編集後記的 な最後の囲み。匿名だったが官房長官時代のガースーは、いや菅は嫌いじゃなかったとハッキリと。あんだけ同僚の望月記者が、ガースー及び幇間チンコロ男性 自称記者のパワハラに遭ってるのに、ホントにそう思ってたの。スター記者への嫉妬と言えばそれまでだだが、わざわざ紙面に記す神経が分からない。小沢一郎 冤罪事件で調活費泥棒検察の飼い犬と化してた、高山晶一の汚名前も同欄で最近見掛けたし、そう居心地のいい会社でもなさそう。

 分からないと言えば荒木一郎の、映画『めぐりあい』の主題歌「めぐり逢い」。どのCDにも入ってないから、作曲の武満徹と喧嘩でもしたんだろうと昔から 想像。けど武満は死んで大分たつからと期待してたが、相変わらず。著作権継承者が強硬なのか? 叩き上げに多いが、彼はNHK、朝日新聞、岩波書店が大好 きタイプの俗物(弱小出版が仕事を依頼すると、邪険に断るので有名だった。体験者から直に聞いた。手塚治虫や大江健三郎も叩き上げじゃないが同タイプ)。 仕方なくネットで拾って聴いてるが、武満推薦みたいなタイプも結構歌ってるね。アン・サリー、今井美希、本田武久…。これが片っ端ホントにつまらない。単 なる優等生のお稽古発表会。全然心に響かず、納豆をナイフとフォークで食べてるがごとし。…とか何とか書いてたら、知人からメール。『ゴールデン☆ベスト 荒木一郎の世界+12』というCDに「めぐりあい」は収録されてると。ギャフン!(妄想謝罪)俺10数枚荒木のCD持ってるけど、ファンとしての研鑽不足 でした。

12月18日…初めて五反田の古本市に出向く。「五反田名画座」が無くなって以来縁遠い街だ。週刊誌にいい物があった。いったん事務所に戻って神保町の 「古書会館」へ。俺的には不毛の極致(雑誌類が馬鹿高。売値で並べるなよ。店売りやヤフオクじゃねんだから)。五反田に行っといて良かった。コミガレは例 の調子。帰りの高崎線で『昨日の世界Ⅰ』(ツヴァイク・みすず書房)読了。

 長い間行ってなかった、「シネマテークたかさき」の斜め裏手にある、爺さんが1人でやってるエロ本が充実してる古本屋へ。消滅していた。店名は思い出せ ないが、かつて南陀楼綾繁センセが、田中小実昌の珍しい本を掘り出した店でもある。近所の「みやま書店」で尋ねると、店主が亡くなったために廃業したと。 「赤坂堂書店」(店名に自信無し)が店主の腰痛で閉じた頃から、高崎は古本屋不毛地帯に突入。「みやま書店」には頑張って欲しい。帰郷直後までは2~3件 あった富岡には、今は古本屋は知る範囲ではゼロ。

12月17日…高崎の「ブックオフ」上大類店に西口駅前からバスで(200円)。入口にポスター。店内の滞在は15分以内にしろ。立ち読みするな等。発狂 したのか。いくら世間向けプロパガンダだとしてもマヌケ過ぎる。先の見えない長期低落に、コロナ需要で幾分揺り戻しがあったにしろ、うぬぼれるなよ単なる 古着屋&古本屋! セーター&シャツを各2枚、計3910円で購入後、あらまち銀行バス停、つまり「シネマテークたかさき」前で降車。『ストックホルム・ ケース』『ホモ・サピエンスの涙』を続けて。観客前者6人、後者10人。中身前者並の下、後者並の中。ロイ・アンダーソンも無理矢理撮ってる感じで、観て てつらい。北欧系監督は、カウリスマキといい最近低迷。金満性老衰か?

 昨日は法令無視で知られるゴロツキ役人集団の巣窟、富岡市役所土地改良課の職員2人と土建業者が来てペコペコ。知っての通り同課は、許可もしてない俺の 田んぼをブルで勝手に整地したり、現状復帰させて後に次の工事の件で承認印を押そうとすると、偽造書類(地図)を差し出して2度も呆れ果てさせた過去が (前科2犯)。いよいよ年末から第二期工事開始と聞いてたのに、偽造でない書類を持参しないなといぶかってた所、今度は未承認の俺の畑の草刈りを勝手にし ちまったのだと(前科3犯)。ド腐れ役人コンビ、下請け業者に責任転嫁をとの思惑が露骨。「俺は下請けの気持ちが良く分かる。だからあんたに謝罪などして 欲しくない」業者に。「原状回復が当然だから、1年後に枯れ草が生え揃うまで待ってもらうしかないね」ゴロツキ役人に。榎本市長よ。市役所内の基本的綱紀 粛正に励んだらどうよ。”職員は常に法律を守ろう!”とかのポスターでも方々に張りめぐらして。幼稚園市役所にはウンザリ。でも職員年収平均500万。正 直に各種不手際を申告、強制執行する手もあるな。俺も協力するよ。犯行現場の写真も結構あるので。

12月15日…本業が予想外に早く終了。3時過ぎからの「シネマヴェーラ渋谷」の『下女』へ。例によって40人以上の大入り。有名な作品だが実に退屈(最 近のリメイクの方がよっぽどエロくて好み)。スコセッシが誉めようが誰が持ち上げようがただの凡作。『殺人蝶を追う女』といい、昔ここで観た『水女』も含 め、キム・ギヨン監督とはまったく波長が合わない。韓国映画界のバスター・キートン、なのかも。

 でもこの映画館は偉いよ。今の日韓関係冷却下での韓国映画特集は、本来「国立映画アーカイブ」が率先してやるべき事業。しかしNHKと並ぶアベトモ機関 「”国策”映画アーカイブ」は、明治維新150年だ李香蘭特集だ、戦前回帰企画ばっか。そもそも年間稼働日数も少なすぎる。間には民間名画座が血を吐きな がらやっと当てた企画を、厚顔にもパクって平然(芦川いづみ他)。「国策映画アーカイブ」が明日全焼しても誰も悲しまないが(出入りの腐れ古本屋は除 外)、「シネマヴェーラ渋谷」が無くなるとホントに困る。とはいえキム・ギヨンは過大評価(原知佐子特集も道楽過剰。まあ勝手だが)。仕事くれるかもとチ ンチンばかりしてるサンピン映画評論家、あるいは自分の特集を内心期待してる低能映画監督以下が、「国策映画アーカイブ」を皇族視してるのも異常。学芸員 もエラソーなアホ揃いなのに。ここでもやはり荒井晴彦編集長の『映画芸術』に期待するしかないか。昔『キネマ旬報』の白井佳夫がやったように、紅衛兵運動 を起こして映画界のNHKを1度ぶっ壊すべきだ(当時、各地の映画館のいい加減な映写状態を実名告発した)。

 帰りの高崎線で『獣人』読了。解説が短めで余韻をぶち壊さないのが、岩波文庫と異なり気分良かった。版元の藤原書店はやたらに社長以下評判が悪いが。

 最近高崎駅周辺で、先日まで普通のOLか学生だった感じのプチ女性ホームレスを見かける(30歳前後)。まだ戻れそうなのに、いろいろ事情があるのだろ う。頭髪にはまだ美容院の仕事の跡。あれが伸び切った頃に、まだ善良そうな表情は残ってるのだろうか(今夜は「イオン」内の「ケンタッキー」でコーヒー を)。上野駅だと怖いお兄さんがどっかに連れってちゃうのだろうが。

 映画的センスは平凡だが(ここら”世界の黒沢清万歳!”で有名な、柳下毅一郎センセの方がまだマシ)、政治的センスはなかなかな町山智浩の、津田大介徹 底擁護がホントに意味不明。確かに単なるネトウヨ肥満実業家、東浩紀に比べりゃマシだが、所詮は目糞鼻糞の類い。鼻糞が3グラム東の目糞より少ないからっ て、なぜあそこまで庇護? しかも津田、記者クラブマスコミの稚児と言われるだけあり(俺しか言ってねえか?)、大手マスコミに愛される抽象的ヘタレマス コミ論議でお小遣い稼ぎ(『東京新聞』の隔月連載は筆頭)。分かり易い官憲の走狗、デブタ東より津田の流す害毒の方が遥かに悪質だ(元新聞労連委員長の南 何とかと同レベル)。津田に筆を折れと言った田中康夫は、”泣き”になど騙されない人物と深く評価。絶対に小沢一郎内閣のペログリ文部大臣に就任すべき だ。金儲けの大好きな好色漢は、主権者を絶対に不幸にしない。67年間生きて来た実感。
 

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 投稿者:fmdb  投稿日:2020年12月11日(金)01時23分5秒
  盗 撮ではありません。当然、本人たちからの許可も得てませんが、仕事でたまたま撮ったものです。金田時男会長(中央)はモノホンのアウトレイジな迫力があり ました。一読者が画像が送れるかを試してみたく送らせてもらいました。くだらない画像でしたらイロイロとありますので、送ることができるのが確認できまし たら即削除で構いません。アタシも「漫画屋写真部隊」に加えてもらいたいです。  

宍戸錠 追悼特集

 投稿者:漫画屋  投稿日:2020年12月 5日(土)12時38分28秒
  「ラピュタ阿佐谷」に比べればイモだが、一応世間並みのチラシ。  

渡哲也 追悼特集

 投稿者:漫画屋  投稿日:2020年12月 5日(土)12時35分43秒
  余りにも雑な作りのチラシ。
不死鳥の哲が草葉の陰で泣いている。
 

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